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香川真司 10年前

チーム内最長12.4キロを走った香川、マンU監督も称賛。「素晴らしい決定機を演出。実力を最大限発揮」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「香川とマタが素晴らしい決定機を築いた」

「今日は流動的にプレーできたけど、チームとしては試合をより簡単なものにするためにも、もう少し好機を決めておきたかった。でも全体的にいいプレーを見せられたし、前向きな収穫があった」

「僕らは素晴らしいプレーを見せたと思うし、ユナイテッドの本来の素晴らしい速攻が見せられたと思う。特に前半は良かったし、相手を崩せた。僕らは勝ち点3に値したと思う」

「次のマンチェスター・シティ戦は大一番だし、両方のチームやファンにとって大きな試合になる。大一番を楽しみにしているし、過去2試合で付けた自信と共にいい結果を出したい」

一方、デイビッド・モイーズ監督は次のように話した。

「ルーニーのゴールは素晴らしかったし、質の高いゴールだった。一流選手にしかできないプレーだし、ベッカムのゴールに似ていた。ルーニーは『20回やってやっと入った』と笑っていたけど、GKの位置を良く見ていたし、卓越したゴールだった」

「ベッカムのゴールとの比較は甲乙つけがたい。ベッカムのゴールはボレーではなかったが、きれいにボールを蹴っていた。ルーニーがあの距離から放ったボレーの質も一級品だった」

「我々はいいプレーを見せた。築いた好機を決めきれなかった点は残念だったが、前半は特に良かったし。香川とマタが素晴らしい決定機を築いただけに、好機を決めきれなかった点が少し心配だが、我々は勝利に値した」

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