香川・柿谷らの才能はなぜ磨かれたのか? 恩師クルピが語る育成論と日本サッカーの課題

2014年05月11日(Sun)7時43分配信

text by 沢田啓明 photo Kenzaburo Matsuoka
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日本がこれから克服すべきこと

――将来、日本のフットボールが世界のトップクラスの仲間入りをするには、何が必要でしょう?

「野球を上回る国内ナンバーワン・スポーツとなり、フィジカルエリートがこぞってプロのフットボーラーを目指すようになってほしい。選手育成にさらに力を注ぎ、指導者はクラブでも代表でも勇気を持って若手を登用すること。

 そして、欧州のビッグクラブで活躍する選手がさらに増え、子どもたちの現実的な『夢』となってもらいたい。Jリーグのさらなるレベルアップも望みたい。代表ではすでにアジアのトップだが、クラブレベルでも常にアジアの王者とならなければいけない」

――日本のフットボールの未来は明るいと思いますか?

「もちろんだ。プロリーグが始まってわずか20年で、これだけ強くなった国は世界でも他にない。これは、戦後の日本の奇跡的な経済成長と同じだ。この角度で成長を続けたら、必ず世界のトップクラスにたどり着ける。

 ブラジルにもスペインにも勝てる。世界一になれる。そのためにも、日本のすべての人に、もっとフットボールを愛してください、プレーしてください、応援してください、とお願いしたい」

【了】

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