スペイン代表カシージャスの回想「02年W杯の韓国戦は恥ずべき戦い。審判が相手を後押しし、誤審が存在した」

2014年06月10日(Tue)16時18分配信

text by エンリケ・オルテゴ photo Getty Images
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「欧州王者としてW杯予選を全勝で突破し、誰もが自信を持っていたよ」

――イタリアとのPK戦であなたはアントニオ・ディ・ナターレとダニエレ・デ・ロッシのシュートを止めて、準決勝進出の立役者となりましたね。

「自分たちが突破できると確信していたし、実際にその通りになった。鍵を握ったのは1巡目だ。ダビド・ビジャがシュートを成功させ、また止められはしなかったものの、ファビオ・グロッソの蹴る方向を的中させたことが大きかった。

 そして2巡目でサンティ・カソルラがネットを揺らしたとき、次は止められると確信してゴール前に立ったんだ。デ・ロッシが蹴る方向を直感で探って、迷うことなくそっちに飛んでボールを弾いた。

 4巡目ではダニエル・グイサが外してしまったが、次のキッカーだったセスクに全責任を背負わせることを避けるためにも、ディ・ナターレのシュートを何としてでも止めなければならないと考えていた。最後にセスクがきっちりと決めて、これまでのスペインは姿を消したんだ」

――EURO2008優勝により、スペインは優勝候補の本命として南アフリカW杯に臨みました。

「あの大会で、スペインは初めて本命に推されることになった。実際、自分たちにはそう捉えられる権利があったと思う。欧州王者としてW杯予選を全勝で突破し、誰もが自信を持っていたよ。ただ自信を過剰に持ち過ぎるのも禁物で、スペインが信じていたのは優勝することではなく、自分たちの可能性だったんだ。

 自分たちが力のあるチームであると自覚していたからね。だけど蓋を開けてみたら、スイスとの初戦で0-1の敗戦を喫することになった。その敗戦によって、スペインは大会前に話されていたような強豪国と見なされなくなり、プレースタイルを変える必要も議論されることになった」

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