スペインメディアが見た日本。「今大会で最悪の試合」と酷評。山口は絶賛「非常に優秀。まだ欧州にいないのが不思議」

スペインは日本対ギリシャをどう見たのか? スコアレスドローに終わったこの試合、攻め込んだ日本に同情的な評価はあるものの、厳しい見方をされたのも事実。

2014年06月21日(Sat)11時58分配信

text by 山本美智子 photo Getty Images
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“したくてもできなかった”日本

 日本とギリシャがスコアレスドローに終わった。1試合目に黒星を喫して、2試合目はドローと結果だけみれば同じでも、このドローがギリシャには甘く、日本には苦い結果なのは明らかだ。

 可能性が残っているとはいえ、日本の対戦相手はコロンビア。既に進出が決まっており、控えメンバーでくる算段が高い。そこで日本が勝ったところで、コートジボワールが勝ったら、そこで日本の敗退が決まる。

 一方、今回、ドローを乗り切ったギリシャは、コートジボワールを相手に勝利をあげ、通過できるかは総得失点差で決まることになる。ギリシャ代表は攻撃より守備の方が得意だという特徴があるにしても、自分次第で進出を呼び込むことが可能な状況にある。

 また、日本の対戦相手であるコロンビアは、今回W杯に参加している全代表中、最も守備力が高いという統計データがあるのは、ご存知だろうか。それを考えても、やはり、このギリシャ戦で1点が決まっていれば……というのは、共通の思いだろう。

 そんな日本に対し、スペインのメディアがつけた見出しはほぼどこも同じだった。「日本、10人を前に敵わず」だ。10人のギリシャ人を前に、だったり、ギリシャの壁を破れず、だったり表現に多少の差はあるものの、数的有利を手にしながら、「したくてもできない」状況のまま終わった、と評されている。

 この「したくてもできない」はスペイン語特有の口語表現で、力はあり、そのやる気はみえるのにそれが空回りしてしまい、実際に遂行するに至らない、という歯痒さを表す時に用いられる。

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