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日本代表 10年前

岡崎「普通のことだし新鮮」。本田らとの右サイド争いに意欲。アギーレ監督の4-3-3システムにも手応え示す

text by 元川悦子 photo by Getty Images

「与えられた位置で点を取りにいきたい」

「(圭佑との競争?)そういうのは普通のことだし新鮮。いろんな選手が試されるポジションだと思います。圭佑だけじゃなくて、曜一朗(柿谷=バーゼル)だったり、真司(香川=ドルトムント)、原口(元気=ヘルタ)も元々入る予定だったし。

 そういう意味では今の所はどうやってアピールすると言うより、自分が何を出せるかを探すために全力でやるって感じ。ホント初期段階って感じですね。だから楽しい。決まりもないし。

 それに、自分は前の3つのポジションはどこでもやれるようにしないといけないと考えてる。センターFWをやりたいという思いは、マインツでもやっているからあるし、これから監督にもどんどん言っていきたいけど、1つのポジションにこだわるにしても求められるものがまだ分からない。

 与えられた位置で点を取りにいきたいし、自分のストロングポイントを分かってもらえればいい」と彼はフレッシュな新たな気持ちで、1からレギュラーポジションをつかみにいく意気込みを示した。

 ザッケローニ監督はチーム発足時から守備の約束事を細かく叩き込む監督だったが、アギーレ監督は意外にもそこまでの要求はまだしていないようだ。

「いろんなパターンの中からその時に応じてやれっていうのが、基本的なアギーレさんのサッカーだと思う。

 ザックさんの時は最初に基礎を固めて、そこから『これもある』『あれもある』って感じだったんで、そこはイタリアとメキシコやスペインでやっている監督の違いかな。これから見て行かないと分かんないところもあるけど、今はすごく新鮮です」

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