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香川は要所でアイディアを発揮も。ドルトムント、HSVに0-1で敗北

text by 編集部 photo by Getty Images

香川が攻撃を活性化させる時間もあったが

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スタメン出場した香川【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガの14-15シーズン第7節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでHSVと対戦した。香川はトップ下でスタメン出場。

 ドルトムントは8分、ゴール右寄りからのFKをシュメルツァーが狙う。

 香川は中盤でボールを受けると、オバメヤンのスピードを活かすパスを狙うも、なかなか通らない。

 試合は16分にHSV・ホルトビー、20分にドルトムントのソクラティスがイエローカードを受けるなど、球際の激しさが前面に出る展開となる。

 ドルトムントは両サイドから積極的に崩しにかかるも、HSVもしっかり対応しているため決定機を作れない。

 35分、HSVが先制する。ドルトムントのミスを奪うと、ミュラーが相手の高いラインを一気に抜け出す。そしてGKも引きつけてラストパスを送ると、ラソッガが無人のゴールに流し込んだ。

 相性の悪い相手に得点を奪われたドルトムントは、その後もHSVにあわやの場面を作られた。

 攻守が噛み合わないまま、前半は終了した。

 後半頭からドルトムントはベンダーに代えてヨイッチを投入する。

 攻撃にリズムが生まれないドルトムント。複数で畳み掛けるようなプレスもなく、鋭いショートカウンターも当然見られない。

 68分、ドルトムントはドゥルムに代えてピシュチェクを投入する。

 71分、香川が左へ展開するとシュメルツァーが速いクロスを入れる。これにアドリアン・ラモスが飛び込むも得点ならず。直後には、香川のヒールをヨイッチがシュートを放つも外れる。

 香川のプレーが攻撃にリズムをもたらしたが、得点は奪えない。

 78分にはグロスクロイツに代えてインモービレを投入。直後にシュートチャンスを迎えるも枠を捉えられない。

 最後までゴールを目指したが得点は奪えず、ドルトムントは0-1で敗れた。

【了】

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