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香川真司 10年前

「全てのゲームを落せば消える」。必勝を期すCLガラタサライ戦、香川は先発かベンチか地元紙も分かれる

text by 本田千尋 photo by Getty Images

27年前の二の舞? 当時は13位に沈む

 一方、20付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトはガラタサライ戦の展望を次のようにしている。

 レヴィアシュポルト紙:「チャンピオンズリーグにおいてBVBは今まで全く隙がない。選手達がスタジアムに正しく現れて、3試合目での3勝に成功する」

 ルール地方の地元紙は、今季のCLでの実績を持ってドルトムントのガラタサライに対する勝利を疑っていないようである。

 いずれにせよ勝利が義務であることに変わりはない。

 同紙によるガラタサライ戦の先発メンバー予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。

【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、ソクラティス、フンメルス、ドゥルム、【MF】ベンダー、ケール、オバメヤン、ロイス、ムヒタリヤン【FW】ラモス。香川はベンチでのスタートが予想されている。

 ビルト紙によれば、ツォルク氏は自身の経験からこの状況を知っている、とのことである。「27年」前の1987年のことだ。

 ビルト紙:「1987年、プロ選手として彼(ツォルク氏)は、同じ時期に当時の監督ラインハルト・ザフティヒの下でたった勝ち点6だった―現在のBVBよりも少ないものである。

 当時最終的にドルトムントは13位に落ち着いた。

【了】

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