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アギーレ監督、“頑張り屋”岡崎を信頼。無得点には本人の心情も配慮「褒美が貰えればいいのだが」

text by 編集部 photo by Getty Images

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前日記者会見に出席したハビエル・アギーレ監督【写真:Getty Images】

 日本代表は17日、大阪市内でオーストラリア戦(18日)に向けた前日練習を行った。

 前日記者会見に出席したハビエル・アギーレ監督は、翌日に控えた一戦に向けて「われわれの力を試すのにいい相手」とした上で「勝ちに行こうと思っている。今回はテストではない。全員が非常に高いレベルでやってくれているが、その中でのベストの11人を起用する」とホンジュラス戦に続く連勝を狙う意思を示した。

 自ら導入した4-1-2-3システムの特徴でもあるアンカーには、初戦のウルグアイ戦ではDF森重真人、ホンジュラス戦ではMF長谷部誠を起用するなど試合によって最も入れ替わりのあるポジションとなっている。さらに、今回のメンバーにはMF今野泰幸と田口泰士も控えており、複数の選択肢を残している。

 その中でも「長谷部はいい仕事をしてくれた」と高く評価。そのため、森重に関しては「今野、田口もそのポジションができるので、あえてそこで使う場面は減ってくると思う」とCBとして起用し続けることを明かした。

 また、センターFWで継続して起用し続けているものの、いまだ無得点が続いているFW岡崎慎司については「チームにとって素晴らしい選手。彼が得点を決めるかどうかは、しっかり戦って味方にスペースを作っているうちは気にしない。彼は絶対にガードを下げることはない」と厚い信頼を寄せた。

それでも、「明日、その頑張りの褒美がもらえればいいのだが」と、岡崎のためにも得点を挙げることを熱望。新体制で無得点が続く状況にフラストレーションを溜めている本人の心情を理解した。

 一方、ホンジュラス戦でフル出場して代表復帰を果たしたDF内田篤人については「唯一の悪いニュースは、内田のひざの問題だ。彼は(明日の試合は)休むことになる」とオーストラリア戦での欠場を示唆した。

【了】

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