単なる親善試合ではない――。豪州にとって日本戦が持つ意味とは? 自国開催アジア杯へ指揮官は“悲壮な覚悟”

オーストラリア代表は、自国開催で迎える来年1月のアジア杯前、最後の親善試合を日本代表とアウェイで行う。W杯後の低調な成績でプレッシャーも高まるポスタコグルー監督にとって、18日の一戦は単なる親善試合ではない。

2014年11月18日(Tue)15時00分配信

text by 植松久隆 photo Getty Images
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世代交代が進まず、試行錯誤が続くオーストラリア

単なる親善試合ではない――。豪州にとって日本戦が持つ意味とは? 自国開催アジア杯へ指揮官は“悲壮な覚悟”
アンジ・ポスタコグルー監督【写真:Getty Images】

 オーストラリア代表サッカルーズが、W杯最終予選以来となる来日を果たし、アジアカップの重要な前哨戦の日豪戦(18日・長居)に臨む。

 来年1月のアジア杯前、最後となる今回の対戦にアンジ・ポスタコグルー監督が選んだメンバーは、お馴染みのティム・ケーヒル(レッドブルNY)、マーク・ブレシアーノ(アル・ガラファ)の両ベテランを含む22名(当初の23名からMFマーク・ミリガンが辞退)。

 ポスタコグルー体制発足以来の中心メンバーは、前述のミリガンなどケガで離脱の選手数人を除いて、ほぼ全員が顔を揃えた。

 しかし、新体制下で世代交代が一気に加速しても、未だに次代を担うと思わせる若手が育ちきれていない事情もあって、最後の最後まで新しい選手を試すなどポスタコグルーの試行錯誤は続く。

 それでもブレないポスタコグルーは、自国開催のアジア杯という大目標が間近に迫っても、自らに課された最大のタスクである「世代交代」の信念を曲げることはない。

 なかなか思うような結果が出ない中でも、安易にベテラン頼みに舵を切ることはせず、20歳のMFテリー・アントニス(シドニーFC)を招集するなど、どこまでも自らの信念を貫く覚悟を見せた。

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