フットボールチャンネル

グアリン2ゴールでインテルが2連勝。ローマは最下位パルマにまさかのドロー

text by 編集部 photo by 写真:Getty Images

グアリン2ゴールでインテルが2連勝。ローマは最下位パルマにまさかのドロー
アタランタ相手に2ゴールを決めたフレディ・グアリン【写真:Getty Images】

【イタリア・セリエA 第23節】
アタランタ1-4インテル
ローマ0-0パルマ
ウディネーゼ0-1ラツィオ
ジェノア5-2エラス・ヴェローナ
トリノ1-1カリアリ

 セリエA第23節が現地時間の15日行われ、インテルはアウェイでアタランタと対戦した。

 インテルは日本代表DF長友佑都が負傷により離脱。右サイドバックにはウーゴ・カンパニャーロが入った。

 両チームのスターティングメンバーは以下。

アタランタ(4-4-1-1)
GK:マルコ・スポルティエッロ
DF:アンドレア・マジエッロ、グリエルモ・ステンダルド、ヨアン・ベナルアン、ジャンパオロ・ベッリーニ
MF:ダビデ・ザッパコスタ、ルカ・リガリーニ、カルロス・カルモナ、アレハンドロ・ゴメス
FW:マキシミリアーノ・モラレス、マウリシオ・ピニージャ

インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ウーゴ・カンパニャーロ、アンドレア・ラノッキア、ファン・ジェズス、ダビデ・サントン
MF:フレディ・グアリン、ガリー・メデル、マルセロ・ブロゾビッチ
  ジェルダン・シャキリ
FW:ルーカス・ポドルスキ、ロドリゴ・パラシオ

 試合開始直後、すぐさまインテルが得点する。エリア内でグアリンがベッリーニに倒されPKを獲得。これをシャキリがきっちり決めて幸先良く先制する。

 しかし27分、アタランタが同点に追いつく。ロングフィードからピニージャがラノッキアに競り勝つと、落としたボールをモラレスがボレーシュートで突き刺した。

 すると試合は荒れ模様に。31分にアタランタのクリアボールに競り合ったメデルとゴメスが衝突。両チームの選手たちが小競り合いとなり、シャキリとモラレスにイエローカードが出されてしまう。

 この展開をインテルが個人技で打開する。右サイドでグアリンがボールをもらうと、相手DF2人をかわして中央に侵入。そのまま左脚でゴール左隅に技ありシュートを決めた。

 後半もインテルペースが続く。52分、アタランタのベナルアンがパラシオに対して悪質なタックルでイエローカードをもらってしまう。さらに納得がいかない同選手は審判に抗議して2枚目の警告で退場。インテルが数的優位を手に入れる。

 これで試合は一気にインテルペースへ。66分にはグアリンが再び巧みなミドルシュートでドッピエッタ。72分にはパラシオが4試合ぶりのゴールを決めて、4-1と試合をクローズした。

 この勝利でインテルは暫定10位をキープ。5位まで勝点差を5と追い上げている。

 一方、ローマは最下位パルマ相手に大苦戦。再三に渡るチャンスを決めきれず、スコアレスドローに終わっている。

 ウディネーゼ対ラツィオの注目の一戦は、MFアントニオ・カンドレーバがPKを技ありのチップキックで決めて、ラツィオが1-0と勝利を収めた。

 ジェノア対エラス・ヴェローナは乱打戦となった。ヴェローナのFWルカ・トーニとジェノアのFWエムバイェ・ニアンが2ゴールを決めるも、結局ジェノアが5-2で勝利している。トリノ対カリアリは1-1の引き分けに終わった。

 この結果、ラツィオは暫定5位浮上を果たした。トリノは暫定9位、ヴェローナは暫定15位にそれぞれ後退している。

【了】

フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→

KANZENからのお知らせ

scroll top