【イタリア人の視点】鹿島指揮官も称賛の“審判と選手のコミュニケーション”。絶えず継続し、日本のサッカー文化に

2015年04月17日(Fri)16時54分配信

text by チェーザレ・ポレンギ
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鹿島監督も称賛する“審判と選手のコミュニケーション”

【イタリア人の視点】鹿島指揮官も称賛の“審判と選手のコミュニケーション”。絶えず継続し、日本のサッカー文化に
鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督【写真:春木睦子】

 鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は試合後、この試合の審判について次のように語っている。

「今日は非常に良いレフェリングがあった。その(Jリーグクラブとハリルホジッチ監督が参加したミーティング)影響かどうかは分からない。ただ、サッカーはコンタクトがあるスポーツであり、体の接触は避けられないスポーツである。これは当たり前のことだ。

 今日は良い意味で不思議なことが起こった。マッチコミッショナーが試合後に両チームのロッカールームを訪れ、何か述べる意見はないか、何か提言したいことはあるか、と尋ねてきた。私は今日のマッチコミッショナーを称えたい。

 このような、リーグにおいて、クラブにおいて、レフェリングにおいて、積極的に何か改善する余地がないかという知識や情報を入手しようとする姿勢は日本であまり見受けられないことだ。

 この姿勢は今後のJリーグの発展にも繋がっていくと思う。こういった情報を多く収集することによって、リーグ側が整理を行い、改善すべきと思ったものはそうするのがいいだろう。私はひとりの監督として、ひとりの人間として日本の文化をリスペクトしている。サッカーにおいて日本人選手が悪意を持つことはない。西洋の文化とは違い、彼らは小さいころから純粋にサッカーを愛し、純粋にプレーすることに生きている」

 彼が言うように、マッチコミッショナーと選手、監督がコミュニケーションを取ることは非常に大切なことだ。Jリーグが早急にこのような対応を取ったことは素晴らしいことだ。

 私は、これが今回だけで終わるのではなく、ずっと続くことを願っている。そしてこれが日本のサッカー文化になってほしい。それこそが、日本サッカーが国際舞台において輝く大きな手助けとなるのだから。

【了】

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