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森保体制で日産スタジアム初勝利も監督は「前半早々の失点はチームの課題」

text by 編集部 photo by Mutsuko Haruki

森保体制で日産スタジアム初勝利も監督は「前半早々の失点はチームの課題」

日産スタジアム初勝利を飾った森保一監督【写真:春木睦子】

 明治安田生命J1リーグ1stステージ第8節が29日に行われ、サンフレッチェ広島はアウェイで横浜F・マリノスと対戦して2-1で勝利している。

 広島の森保一監督は、自身が監督に就任してから初の日産スタジアムでの勝利に「日産スタジアムでは勝てていなかったので勝てたのは良かった」と、安堵している。

 また、開始4分で失点しながらも逆転勝利したことに「選手は反発力、修正力を見せてくれて試合をコントロールできた」と明かし、「走って戦い、泥臭くハードワークするという部分で相手と同じように戦うことが出来た」と、選手を称賛している。

 得点を決めたFW佐藤寿人、MFドウグラスについても「得点だけではなく、好守共にチームの役割を果たし、なおかつ得点を奪ってくれる素晴らしい働きだった」と、述べている。

 また、先制された後に「2失点目をしなかった。GKの林(卓人)が決定的場面を防いでくれたおかげでペースを取り戻せた」と守護神への称賛も忘れない。

 それでも「チームとしても、持っている力を出し切って体現してくれた」と、チーム全体で勝ちったものだと話している。

 さらに同節を含め開始早々の失点については「わざとじゃない。立ち上がりの失点というか追いかける展開に持っていきたくない。逆転したからと勝利だけを喜ぶのではなくチームの課題として修正していく必要がある」と、反省もしている。

 そして「前回(第6節)のFC東京戦、今回のF・マリノス戦と関東まで応援に来てくださったサポーターに勝利をお届け出来て何よりうれしい」と話し、「サポーターの皆さんの応援があったからこそ、最後F・マリノスに押し込まれても選手が耐えきることが出来た」逆転勝利はサポーターの後押しがあったからだと感謝している。

【了】

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