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前半早々の失点が尾を引いたFC東京。完敗を認める武藤「レッズの方が一枚上手だった」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

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武藤嘉紀【写真:ダン・オロウィッツ】

 明治安田生命J1リーグ1stステージ第12節が16日に行われ、FC東京は浦和レッズに1-4で敗れた。

 日本代表候補合宿で負傷した武藤嘉紀はフル出場したものの、シュート1本とチームを助ける仕事はできなかった。

 満身創痍なのは間違いない。だが、武藤は「言い訳はしたくないですし、これが今の自分の100%のプレー」と気丈に振る舞った。

 堅守速攻とカウンターを武器に勝利を掴んできたFC東京だが、前半早々に失点してしまっては自分たちの土俵で戦うことはできない。

「東京としては前半は絶対ゼロで抑えて、後半にカウンターやセットプレーで決める形が多いので、立ち上がりに失点してしまうと、そこから力のあるチームに対してひっくり返すのは難しい。こういう大一番で力が及ばなかったことは非常に残念」と、悔しさを浮かべた。

「完敗ですね」と武藤は言う。そして、「今日は攻撃においても守備においてもレッズの方が一枚上手だった」と相手を称賛していた。

【了】

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