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日本代表 9年前

苦悩の日々を送った1年間。新指揮官の下で再生を誓う長友「もう1回、日本を本気で強くしたい」

昨年のW杯、1月のアジアカップ、そしてインテルでの2014-15シーズンで満足のいく結果を得られず、苦悩の日々を送った長友佑都。しかし、初参加となったハリルホジッチ体制を前向きにとらえていた。

text by 元川悦子 photo by Getty Images

新指揮官へ強い興味を抱く長友

苦悩の日々を送った1年間。新指揮官の下で再生を誓う長友「もう1回、日本を本気で強くしたい」
長友佑都【写真:Getty Images】

 6月2連戦(11日=イラク戦、16日=シンガポール戦)に向け、1日から千葉県内で欧州組のみの前倒し合宿を行っている日本代表。

 3日目の3日も午前中は長谷部誠(フランクフルト)、川島永嗣(リエージュ)、吉田麻也(サウサンプトン)、清武弘嗣・酒井宏樹(ともにハノーファー)、大迫勇也(ケルン)、酒井高徳(シュツットガルト)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)の8人だったが、午後から長友佑都(インテル)と岡崎慎司(マインツ)の2人が合流。総勢10人でトレーニングにのぞんだ。

 3月のチュニジア(大分)・ウズベキスタン(東京)2連戦を欠場した長友にとっては、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下で練習するのはこの日が初めて。合流前には岡崎に「どういう監督なんだ」と何度も聞くほど、強い興味関心を抱いていた。

 そんな彼の新体制初日は指揮官からの直々のミーティングからスタート。22分間のランニング、タッチライン約110mを18秒・ゴールライン約60mを20秒で走るインターバルトレーニング、左回りの軽いランニング、体幹強化というハードなメニューが続いた。

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