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日本代表 9年前

英国人が見た日韓戦「攻撃が全くできなかった」「W杯8強狙うなら永井のような選手がいてはダメ」

日本代表は5日、EAFF東アジアカップ2015の第2戦で韓国と対戦して1-1の引き分け。この試合中、現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時感想を聞いた。

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Getty Images

「遠藤をハリルは高く評価しているらしい」

英国人が見た日韓戦「攻撃が全くできなかった」「W杯8強狙うなら永井のような選手がいてはダメ」
遠藤航【写真:Getty Images】

――ハリルホジッチ監督は先発メンバーにGK西川周作、DF遠藤航、森重真人、槙野智章、太田宏介、MF柴崎岳、山口蛍、藤田直之、FW永井謙佑、倉田秋、興梠慎三を起用しました。このメンバーはどのような印象ですか?

「ちょっとびっくり。初戦で失点に繋がるミスをしたDFラインが1人しか変わっていない。理由をハリルに聞きたいね。彼はベンチメンバーを信用していないのかも…」

――そのDFラインの中でも注目している選手はいますか?

「今回も遠藤。右サイドバックのポジションをキープできた。ハリルは高く評価しているらしい」

――一方で、中盤から前はだいぶメンバーが変わりましたね。

「藤田と興梠に注目したい。藤田はちょっとサプラズだったし、興梠は僕が個人的に高く評価しているからね」

――なるほど。では、後ほど試合の評価を聞きたいと思います。対する韓国の選手では誰を警戒しますか?

「DFキム・ヨングォンとFWキム・シンウク」

――では、まずキム・ヨングォンはどういったところを?

「ヨングォンはディフェンスをオーガナイズする。ミスは少ないけど、もしミスがあれば興梠は生かさないといけない」

――では、キム・シンウクは?

「彼は身長が高いね(197cm)。北朝鮮戦でも相手の高さに苦しんだので、少し心配…」

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