G大阪ACL4強、“救世主”米倉の軌跡。攻撃的MFからSBへのコンバートが広げた未知数の可能性

2015年09月17日(Thu)15時54分配信

text by 藤江直人 photo Getty Images , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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東アジアカップでアピール。W杯2次予選にも名を連ねる

G大阪ACL4強、“救世主”米倉の軌跡。攻撃的MFからSBへのコンバートが広げた未知数の可能性
日本代表に招集された米倉【写真:Getty Images】

 5月に27歳となった今シーズン。藤春とともにガンバの両翼を担っている米倉に、日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督も注目する。

 国内組だけで臨んだ8月の東アジアカップに招集され、中国代表との第3戦で初キャップを獲得した。もっとも、ポジションはガンバとは異なる左サイドバックだった。

 右サイドバックとしてのキャリアを積み重ねて3年目。逆サイドでプレーすることへの葛藤はなかったのだろうか。米倉は「それはないですね」と即座に否定している。

「僕自身、昔からいろいろなポジションでプレーしてきている。ここはできて、ここはできないと言うのではなくて、与えられたポジションでしっかりと自分を出していくのがプロだと思っているので」

 果たして、中国戦では果敢な攻撃参加からMF武藤雄樹(浦和レッズ)の同点ゴールをアシストする。違和感を覚えても不思議ではない状況で、物怖じすることなくプレーした90分間。ぶっつけ本番で右サイドバックとして先発し、一発回答を弾き出した2年前のギラヴァンツ戦をほうふつとさせる。

 カンボジア代表、アフガニスタン代表と対戦した先のワールドカップ・アジア2次予選でも米倉を招集したハリルホジッチ監督は、選出理由をこう説明している。

「東アジアカップで彼が見せてくれたパフォーマンスによって選んだ。試合だけでなくトレーニングでも、彼は闘う姿勢をすごく見せてくれた。いいプレーをすれば代表に入れるというメッセージになる」

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