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EURO2016 8年前

EURO本大会行きを懸けた激闘…4つのプレーオフの見所は?

text by 編集部 photo by Getty Images

2.ボスニア・ヘルツェゴビナ vs アイルランド

EURO本大会行きを懸けた激闘…4つのプレーオフの見所は?
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ(左)とアイルランド代表FWロビー・キーン(右)【写真:Getty Images】

 両チームとも、“プレーオフ”という戦いには苦い思い出を抱えている。

 前回大会でもプレーオフを戦ったボスニア・ヘルツェゴビナは、ポルトガルと対戦。ホームでの1stレグを0-0で引き分けながらも、アウェイで2-6の大敗を喫している。また、2010年南アフリカ・ワールドカップの欧州予選でも、同じくポルトガルに敗れて初出場を逃している。

 今回が4度目のEUROプレーオフとなったアイルランドは、前回大会でエストニアを下して2度目の本大会出場を決めている。しかし、アイルランドのプレーオフの“苦い思い出”は、2010年のワールドカップ予選にある。

 サンドニでフランス代表と対戦したアイルランドは、延長戦までもつれ込んだ激戦の末、ティエリ・アンリの疑惑のハンドからゴールを奪われ、ワールドカップ行きを逃している。

 両チームの対戦は過去に1度だけ。2012年にダブリンで行われた親善試合は、シェーン・ロングのゴールにより1-0でアイルランドが勝利している。

 ボスニア・ヘルツェゴビナはミラレム・ピャニッチとエディン・ジェコのローマコンビが攻撃の中心となる。特に、魔球のようなFKを自在に操るピャニッチは、アイルランドにとって脅威となりそうだ。

 アイルランドには同国史上最多キャップを誇るロビー・キーンがいまだ健在。代表通算134試合で67ゴールという得点記録を破ったアイルランド人選手は過去に存在しない。

【日程】
11月13日 ボスニア・ヘルツェゴビナ vs アイルランド(ゼニツァ)
11月16日 アイルランド vs ボスニア・ヘルツェゴビナ(ダブリン)

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