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今季7得点目の武藤、ゴール量産で先輩香川&岡崎を超える!?

text by 編集部 photo by Getty Images

今季7得点目の武藤、ゴール量産で先輩香川&岡崎を超える!?
武藤嘉紀が岡崎慎司と香川真司を超える!?【写真:Getty Images】

 日本代表FW武藤嘉紀は、28日に行われたブンデスリーガ第14節のフランクフルト戦で1ゴールを挙げ、マインツを2-1でのダービー勝利に導いた。

 ここまで14試合を消化して7得点を記録しているブンデス1年目の武藤だが、これは過去に香川真司や岡崎慎司よりもハイペースでゴールを量産している計算になる。

 香川のドルトムント1年目は2010年だったが、翌年1月のアジアカップで骨折を負ったため実働期間は約半年のみだった。それでも前半戦だけで8得点を挙げる活躍は称賛を浴びるにふさわしいものだった。

 このシーズン、香川が武藤と同じ7得点目を挙げたのは2010年11月28日に行われた第14節ボルシアMG戦だった。ちょうど5年前の今の時期ということになる。そして翌シーズン、香川が7得点目を記録したのは2012年2月11日の第21節レバークーゼン戦で、最終的には13得点を奪ってドルトムントのリーグ連覇に大きく貢献した。

 一方、マインツ時代の岡崎慎司がキャリアハイの15得点を挙げた2シーズン前、7得点目は2013年11月21日の第17節ハンブルガーSV戦だった。

 そして昨季の7得点目は武藤と同時期の2014年11月29日に行われた第13節シャルケ戦で、最終的に12得点を挙げてレスター移籍の足掛かりを作った。

 香川と岡崎はこれらの活躍がきっかけとなりプレミアリーグ移籍のチャンスを掴んだ。現在のペースを保てれば、武藤も彼らと同じく12~14得点を記録するか、シーズン15得点を超えるのも十分に可能と言える。

 ブンデスリーガ1年目でチームの中心としてセンセーショナルな活躍を披露することで、今夏武藤の獲得に失敗したチェルシーが再び興味を示すかもしれない。シーズンはまもなく折り返しを迎えるが、後半戦に向けた武藤の更なる活躍に注目だ。

【了】

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