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広島、負傷者続出も若手が躍動し2ゴール! オークランド破り準々決勝に進出

text by 編集部 photo by Getty Images

広島、負傷者続出も若手が躍動し2ゴール! オークランド破り準々決勝に進出
先制点を決めた皆川佑介【写真:Getty Images】

【サンフレッチェ広島 2-0 オークランド・シティ クラブW杯 開幕戦】

 クラブW杯の開幕戦が10日に行われ、サンフレッチェ広島はオークランド・シティと対戦。皆川佑介のゴールなどで得点を積み重ね、2-0の勝利をおさめている。

 広島は浅野拓磨や野津田岳人などの若手選手を先発起用。佐藤寿人やドウグラスはベンチスタートとなった。オークランド所属の岩田卓也もスタメンに名を連ねている。前半はお互いに細かいパスワークから相手の状況をうかがう時間帯が続いた。

 すると9分、広島はショートコーナーからパスをつなぎ野津田が遠目からシュートを放つと、GKジェイコブ・スプーンリーが弾いたボールを皆川がつめて先制に成功する。しかし、14分には得点にからんだ野津田が負傷により途中交代。早くも交代カードを使うこととなった。

 その後は、浅野の仕掛けや皆川の飛び出しからチャンスをうかがうも、なかなか決定的な場面を作ることができない。それでも42分、右からのクロスに塩谷司が中央でヘディングシュートを放つ。

 しかし、惜しくもGKにキャッチされ追加点とはならなかった。前半はほとんど相手にチャンスを作らせず、広島が1点リードしたまま前半を折り返した。

 後半に入ると、いきなり広島がアクシデントに見舞われる。前半に途中交代で入った柴崎が、53分に負傷によりドウグラスと交代を余儀なくされた。

 さらに清水航平も負傷しピッチの外へ。一時的に10人となった62分にはオークランドが攻めにかかりシュートを放つもゴール上に外れる。その後、清水は一旦ピッチに戻ったが65分に佐々木翔と交代。広島は交代カード3枚をすべて負傷者に使うこととなった。

 予想外のアクシデントに見舞われた広島だが、70分には塩谷がパスを受けて前線までかけあがり、角度のないところから追加点を決める。そのまま2点リードを守り切った広島が、2-0の勝利をおさめている。準々決勝に駒を進めた広島は、13日にアフリカ王者のマゼンベと対戦する予定だ。

【得点者】
9分 1-0 皆川(広島)
70分 2-0 塩谷(広島)

【了】

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