天皇杯元日決勝がもたらす弊害。拭えぬ不公平感、オフ期間に2ヶ月差がつくことも

2015年12月29日(Tue)9時01分配信

text by 藤江直人 photo Getty Images
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2016年のセカンドステージは10月末で終了か

天皇杯元日決勝がもたらす弊害。拭えぬ不公平感、オフ期間が2ヶ月差がつくことも
2015年のACL決勝第2戦は11月21日に行われ、Jリーグとの日程重複が問題となりかけた【写真:Getty Images】

 天皇杯の行方は確かに楽しみだが、元日のピッチに立つ2クラブと11月22日でシーズンを終えた10クラブの間に、実に40日間ものギャップが生じている。来シーズンへ向けてオフを確保して、鋭気を養うという観点から見れば、大いなる不公平が生じていると言わざるを得ない。

 しかも、2016年シーズンは不公平感がさらに拡大することがほぼ確定している。

 Jリーグは12月15日の理事会で、来シーズンのJ1ファーストステージ開幕を2月27日とすることを発表している。その一方で、セカンドステージとチャンピオンシップは「調整中」として、年明けの1月13日にも発表したいとしている。

 セカンドステージの時期に決勝トーナメントの大詰めに突入するACLのスケジュールが流動的なための措置だが、同時に発表されたJ2の全日程からある程度は推測することができる。

 たとえば、J2の第23節は7月16日の土曜日に開催される。これは翌17日の日曜日にJ1が開催されることを意味していて、さかのぼることミッドウイークの7月13日にもJ1が開催されると察しがつく。平日開催となる場合は、原則中3日を確保することが実行委員会内で確認されているからだ。

 セカンドステージの開幕は、ファーストステージの終了から2週間後の7月9日が予定されている。国際Aマッチ開催で中断される9月第1週と10月第2週を除いた全週末にカードを組み、その上で7月13日と、海の日(7月20日)もしくは山の日(8月11日)の祝日のどちらかを開催日とすればどうなるか。

 セカンドステージは10月最終週で終了。11月の第1及び第3土曜日にホーム&アウェイ方式で行われる予定のACL決勝、国際Aマッチデーで中断となる同第2週を経て、11月23日からチャンピオンシップを開催するスケジュールを組むことができる。

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