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15/16シーズン”期待はずれ新加入”イレブン。失望と落胆の移籍1年目を過ごした11人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アルダ・トゥラン

アルダ・トゥラン
来季こそはアルダ・トゥランの本当の姿をみられるのか【写真:Getty Images】

 「初めての試合に勝利するというのは自分にとって非常に大切だった。少し感動したよ。まだポジショニングに問題があるが、うまく対応できたと思う」

 この発言はアルダ・トゥランがバルセロナで初めて公式戦のピッチに立ったあとのものだ。今年1月、クラブに科されていた選手登録禁止処分が明け、真の意味で王者の一員になった男は期待に満ちあふれていた。

 しかし、アトレティコ・マドリーから鳴り物入りで加入したトルコ代表MFに待っていたのは夢にまで見た輝かしい未来ではなかった。後半戦だけでリーグ戦18試合に出場したものの、先発は9試合のみでフル出場はわずか3試合。これで課題だった「ポジショニング」は解決されたと胸を張れるのだろうか?

 シーズン終盤には「もし“本当によいプレー”をできれば最終的にバルセロナと契約して終えることができる。僕のプレースタイルはバルセロナに合うからね。もし“よいプレー”だったらアーセナルで終わる」と軽率な発言で批判を浴びた。

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