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「日本は諦めていなかった」。コロンビア紙も終盤の“粘り”を評価【リオ五輪サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

コロンビア
日本はコロンビアと2-2の引き分け【写真:Getty Images】

【日本2-2コロンビア リオデジャネイロオリンピック1次リーグ】

 リオ五輪に挑む日本代表は、現地時間7日に行われたグループステージ第2節コロンビア戦を2-2の引き分けで終えた。

 テオフィロ・グティエレスの先制点と藤春廣輝のオウンゴールで2点のリードを奪われた日本だったが、67分に浅野拓磨、74分に中島翔哉が連続で得点を決める猛攻を見せた。

 初戦のナイジェリア戦に敗れていた日本はコロンビア戦でも敗れればグループステージ敗退が決まる危機的状況だったが、勝ち点1を拾ったことで決勝トーナメント進出の可能性を次節スウェーデン戦にわずかながら繋いだ。

 これでコロンビアは2試合連続のドローとなったが、現地紙『FUTBOL RED』はこの試合のマッチレポートで「コロンビアはまたも試合のアドバンテージを見つけられなかった」「日本以上に改善の余地がある」と伝え、自国代表チームを厳しく批判した。

 また、日本が同点に追いついたことには「コロンビアは勝ち点4で決勝トーナメント進出の優位に立ちたかったが、より良いプレーをしていた日本は諦めていなかった。67分に、素晴らしいチームがコロンビアのルーズなディフェンスを破壊した」と、日本の“粘り”を評価している。

 グループステージで1分1敗の日本は決勝トーナメント進出に向けて最終節のスウェーデン戦が絶対条件で、仮に勝利してもナイジェリア対コロンビアの結果次第では敗退が決まる他力本願の状態となっている。

【了】

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