巨額放映権とJリーグの未来。“黒船”DAZNが描くビジョン【独占インタビュー】

このたび、Jリーグの放映権を取得したパフォームグループ。Jリーグは来季より「DAZN」というオンデマンドサービスで放映される。10年という長期スパンで契約を結んだ同社はどのようなビジョンを描いているのか。DAZNマーケティング&パートナーシップ本部長ピーター・リー氏に話を聞いた。(聞き手:植田路生)

2016年08月19日(Fri)11時00分配信

text by 編集部 photo Editorial Staff , Getty Images
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ブランチの値段は……「魅力的な価格を出す自信がある」

DAZNマーケティング&パートナーシップ本部長ピーター・リー氏【写真:編集部】
DAZNマーケティング&パートナーシップ本部長ピーター・リー氏【写真:編集部】

――このたびJリーグと契約を締結しました。このプロジェクトはいつから開始したのでしょうか?

「2月頃から予定していました」

――2月からJリーグと交渉を?

「放映権の契約にあたってJリーグとの手続きやプロセスがあって、我々はそれに則ってやったまでです。当然我々以外の企業さんもまったく同じスケジュール、タイムラインで行っていたと思います」

――ライバル会社との競争に勝つ自信は?

「パフォームグループは100%スポーツに特化した会社です。海外のノウハウや制作、放映のノウハウなどを考えると、非常に自信を持っていました」

――今回、NTTとパートナーという形ですが、それが決まったのはいつ頃でしょうか?

「実際の日付は分かりません。この1ヶ月から少しくらいのところだと思います。ずっと話し合いの中には入っていましたが、実際決まったのは同じタイミングです」

――契約発表時、ジェームズ・ラシュトンCEOはファンが視聴する料金を『ブランチくらい』だと言っていました。日本でブランチは馴染みがないことで、なかなか想像できない。いくらくらいのイメージなのでしょう?

「DAZNの基本的な概念として、放映コンテンツの契約先にもバリューを与えるのが基本線としてあります。当然ファンのために、それと契約先のため。そのバランスであって、コンシューマーにとって魅力的であるとともに、契約先にとっても魅力的である必要があります。なので、非常な繊細なバランスを取った上で、価格を設定しています。

 我々は日本人のコンシューマーに合った制作を行いますし、さらに豊富なコンテンツを用意しています。Jリーグやブンデスリーガ、Vリーグ、UFCなどがありますし、これからも増やしていく予定です。

 また、これらをテレビを含むマルチデバイスで見られることが、いかに魅力的であるか。もちろんこれらはコンシューマーの方から評価していただくものだと思っていますけれども、魅力的な価格を出していける自信はあります」

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