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香川、2得点1アシストの大活躍。独紙も軒並み高評価「一定の脅威を与えた」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

 現地時間22日にチャンピオンズリーグ(CL)第5戦の試合が行われ、ドルトムントはレギア・ワルシャワと対戦し8-4の勝利をおさめた。日本代表MF香川真司はフル出場を果たし、ゴールやアシストでチームの勝利に貢献している。

 公式戦4試合ぶりの先発出場を果たした香川だったが、この日は切れのあるプレーで多くの攻撃に絡んだ。試合開始して10分にワルシャワのアレクサンダー・プリヨビッチに先制点を許すも、17分には香川が抜群のタイミングでDF裏に抜け出しウスマン・デンベレのパスをヘディングで押し込んだ。

 その1分後の18分、今度はゴール前でパスを受けると、鋭いフェイントで相手選手を揺さぶり2点目を決める。その後、ヌリ・シャヒンとデンベレが追加点を決めた後、32分にはマルコ・ロイスの得点をアシストした。合計8得点の中で、いくつも得点に絡む場面があり、この日の香川は一際存在感を示していた。

 この活躍を受けて独紙『ルール・ナハリヒテン』は香川に「1.5」の高評価を与えている。多くのアシストで貢献したデンベレにも「1.5」の採点がつけられた。一方で、ハットトリックを達成したロイスには最高評価となる「1.0」の点数がつけられている。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)

 また、独紙『デア・ヴェステン』も香川に「1.5」の高評価を与え、寸評では「日本人は一定の脅威を与えた。後半に入っても良く走っていたが、あまり脅威を感じなくなっていた」とのコメントを載せた。こちらも同じくロイスに「1.0」の最高評価を与えている。

【了】

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