J1昇格プレーオフ準決勝激闘史。「生き残り」かける90分。歴史になった「山の神」降臨【編集部フォーカス】

42節のリーグ戦が終了し、プレーオフを残すのみとなったJ1昇格争い。11月27日の準決勝と12月4日の決勝を経て、残る1枠に滑り込むのはどのクラブになるだろうか。引き分けの場合は年間順位で上位につけたクラブが勝ち進むというレギュレーションで行われるこの大会では、これまで数多くのドラマが生まれてきた。今回は、これまでのプレーオフ準決勝で繰り広げられてきた激戦を振り返る。

2016年11月26日(Sat)9時01分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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2012年。デカモリシの大爆発、FW米倉恒貴の躍動

FWとしてゴールを奪った米倉恒貴
FWとしてゴールを奪った米倉恒貴【写真:Getty Images】

【京都サンガF.C.(3位) 0-4大分トリニータ(6位)】

【得点者】
[大分]
森島康仁(17分、33分、61分、90分)

 3位・京都サンガF.C.と6位・大分トリニータの対戦は、思わぬ大差がつく結果となった。17分、森島康仁がFKを直接決める。33分には左クロスを難しい態勢で合わせてネットを揺らすと、後半に入っても森島の躍動は終わらない。PKで加点し、試合終了間際にもネットを揺らして4-0と大勝。

 デカモリシの大フィーバーにより、大分が決勝戦へと駒を進めた。京都は2位の湘南ベルマーレと勝ち点1差の3位でプレーオフに回った形だが、“伏兵”に足をすくわれることになった。

【横浜FC(4位) 0-4 千葉ユナイテッド千葉(5位)】

【得点者】
[千葉]
藤田祥史(35分、58分)
米倉恒貴(53分)
佐藤健太郎(88分)

 4位・横浜FCと5位・ジェフユナイテッド千葉はリーグ戦の勝ち点差が1だった。拮抗した成績を残した両者だが、この準決勝では千葉が圧倒することになった。

 35分、ディフェンスラインの裏に抜け出した藤田祥史がGKをかわして先制点を奪うと、53分にはフィードに抜けた米倉恒貴が落ち着いて決めて2-0。5分後には藤田がこの日2点目を挙げ、終了間際にCKから最後は佐藤健太郎がネットを揺らした。千葉が勝負強さを見せ、横浜FCを破った。

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