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C大阪、2年連続J1昇格PO決勝進出。雨中の激闘で京都と引き分け執念見せる

text by 編集部 photo by Getty Images

柿谷曜一朗
先制点を挙げたC大阪の柿谷曜一朗【写真:Getty Images】

【セレッソ大阪 1-1 京都サンガF.C. J1昇格プレーオフ準決勝】

 来季の明治安田生命J1リーグ参戦を目指すJ1昇格プレーオフ準決勝が27日に行われ、セレッソ大阪と京都サンガF.C.が対戦した。

 試合開始直後から並々ならぬ気合いでゴールに迫るC大阪は13分、ソウザのミドルシュートが京都の菅野に弾かれたところ、柿谷が詰めてGKの頭越しにループシュート。幸先良く先制ゴールを奪う。

 90分間で引き分けに終わった場合レギュラーシーズンの順位が上のチームが勝ち進むレギュレーションが採用されているため、J2で5位だった京都が同じく4位のC大阪に勝つには2ゴールが必要となった。

 両チームともJ1昇格のため気迫あふれる戦いを披露し、どちらにゴールが生まれてもおかしくない緊迫した展開が続く。京都は後半開始から山瀬に代えて堀米、66分にイ・ヨンジェを下げて有田を投入するなど積極的な交代で打開を図る。

 雨が降ってピッチが水たまりのようになりながらC大阪も京都も懸命に闘い続ける。84分にはエスクデロが強烈なシュートを放ってC大阪ゴールに襲いかかるも、それまで再三好セーブを見せていたキム・ジンヒョンが横っとびで弾き得点を許さない。

 90分、京都は途中出場の有田がゴールを奪って同点に追いついたものの、C大阪は執念の守備で逆転を許さず試合終了。前述したルールにより、引き分けだったため順位が上のC大阪が次のラウンドへ進む。

 2年連続でJ1昇格プレーオフ決勝進出を果たしたC大阪は、来月4日に他会場で松本山雅FCを下したJ2・6位のファジアーノ岡山とホームで対戦し悲願達成を狙う。

【得点者】
13分 1-0 柿谷曜一朗(C大阪)
90分 1-1 有田光希(京都)

【了】

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