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Jリーグ 7年前

神戸、夏の補強が当たり2ndステージでは優勝争い。来季は悲願の初タイトルに向けた挑戦を【2016年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

シーズン終了後も積極補強。来季もチームの底上げを

レアンドロ
19ゴールで得点王に輝いたレアンドロ【写真:Getty Images】

 シーズン途中に浦和から期限付き移籍で獲得した橋本を完全移籍で獲得し、高橋祥平がジュビロ磐田へと移籍したCBにはベガルタ仙台でレギュラーとして活躍していた渡部博文を補強。若い選手が多かった控えも含め、悲願のタイトル獲得に向けてチームの底上げを図ろうと動いている。

 主力選手を負傷や出場停止で欠くと一気にチーム力が低下してしまうことがあっただけに、若手選手の成長含めて底上げは必要不可欠だ。

 また、レアンドロと強力2トップを形成していたペドロ・ジュニオールが移籍濃厚となっている。レアンドロとの呼吸や息もぴったりで、スペースをお互いに生み出して使いあっていた。そう簡単に埋まる穴ではないが、2桁得点を奪えるストライカーは探さなければならない。

 中盤では両サイドハーフに渡邊と三原雅俊が起用されることが多かった。渡邊はキャプテンであり、2桁得点も奪ったが、やはり本職の選手を獲得したいところではある。ネルシーニョ監督3年目を迎える来季は悲願の初タイトル獲得に向けて、勝負のシーズンとなるはずだ。補強リクエストに応え、全体的なチームの底上げを図りたい。

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