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Jリーグ 7年前

広島、森保体制6年目で新たなサイクルへ。ウタカの去就不透明で1トップ陣容に不安も【2017補強診断】

フットボールチャンネル編集部では、Jリーグ開幕に向けて各J1クラブの補強動向を診断していく。今季の目標に向けて、効果的な補強を行うことができたクラブはどこなのか。今回は、昨季のリーグ戦を年間勝ち点6位で終えたサンフレッチェ広島を占う。

シリーズ:2017補強診断 text by 編集部 photo by Editorial Staff

2人の功労者が去り新たなサイクルへ

 昨季はゼロックススーパーカップを勝利し、怪我人に苦しみながらもファーストステージは4位で乗り切ったものの、夏に塩谷司がリオ五輪の日本代表にオーバーエイジ枠で選出され、浅野拓磨もアーセナルへと移籍。

 青山敏弘も負傷からトップパフォーマンスに戻るのに時間が掛かり、セカンドステージは10位に終わった。年間総合順位でも6位と就任以降5年間で3度のリーグ優勝をもたらしてきた森保一監督において不本意といえるシーズンとなってしまった。

 不変だった3-4-2-1のシステムに2トップなどのオプションを加えたものの、固定したメンバーで戦ってきたことへの勤続疲労なども否めず、チームに新たな刺激が必要だと感じる2016年だった。今オフには佐藤寿人が名古屋グランパスへ移籍、森崎浩司が引退と新たなサイクルに入ることを予感させた。

2017シーズン 選手の補強一覧

広島

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