磐田、守備面で一定の手応え。組み合わせによる連係の確認。“未整理”の攻撃に伸び代か

ニューイヤーカップ鹿児島ラウンドを1勝2分で終えたジュビロ磐田。鹿児島キャンプでは守備のオーガナイズに着手し、名波浩監督は一定の手応えを得たと口にする。グループとしての攻撃は「未整理」の状況であるが、中村俊輔、川又堅碁ら新加入選手が「個の力」を発揮し、存在感を見せつけている。(取材・文:青木務)

2017年02月13日(Mon)11時54分配信

text by 青木務 photo Tsutomu Aoki, Getty Images
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高い位置でのボール奪取を狙う名波ジュビロ

ジュビロ磐田の名波浩監督
ジュビロ磐田の名波浩監督【写真:Getty Images】

「守備のオーガナイズのところをキャンプでずっとやってきた。だいぶ掘ったところまで伝えた。そこの確認もそうだし、トライするところが見たい」

 鹿児島ユナイテッドFCとのニューイヤーカップ最終戦のテーマを、名波浩監督はこのように述べた。そして、昨シーズン50失点を喫したディフェンス面の成長には、一定の手ごたえを口にする。

「この前の北九州戦では、若い(大南)拓磨や(櫻内)渚たちが後ろに余ることなく前で前でアプローチに行ってボールにチャレンジしていた。ああいうところを今回の鹿児島戦も見たい。チャレンジする奴に対してのカバーリングの中で、距離が遠くて間に合わないとか、回り込まないと対応できないとか、そうではなく最短距離で全部、行けるところに立っているかどうか」

 今シーズンも引き続き、名波ジュビロはなるべく高い位置でのボール奪取を目指す。大井健太郎、森下俊といったレギュラークラスはもちろん、その他のDF陣にもそうした意識は浸透している。

 キャンプ期間中ということで体の動きが鈍くなるのは仕方ないが、名波監督が重要視する「動けない中でも頭は整理できているか」という点でもまずまずの成果を得た。

 選手の入れ替わりがあり、新加入組の何人かは主力としての稼働が求められる。互いの特徴を理解し合うことで、連係も高めていがなければならない。

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