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3年ぶりに日本勢3チームがACL決勝Tへ。16強で鹿島対川崎Fの可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

ACL
川崎フロンターレ、浦和レッズ、鹿島アントラーズが突破【写真:Getty Images】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの最終節が9日に開催され、グループGおよびHの最終順位が確定した。

 グループHのガンバ大阪は、少なくとも4点以上を奪っての3点差勝利を収めた上で他会場の結果を待つ必要があったが、韓国の済州ユナイテッドにアウェイで0-2の敗戦。グループ最下位を抜け出せず敗退に終わった。

 グループGの川崎フロンターレは前節終了時点で3位だったが、香港のイースタンにホームで勝てば自力で2位以内を決められる状況。4-0の快勝でグループ突破を決めるだけでなく、広州恒大(中国)が引き分けに終わったことで川崎Fが首位通過となった。

 グループEの鹿島アントラーズ、グループFの浦和レッズは10日に最終節を戦うが、前節の時点で1試合を残してグループ突破を確定させている。過去2年間は日本勢4チームのうち2チームしか決勝トーナメントへ進めなかったが、2014年以来3年ぶりの3チーム突破となった。

 鹿島と浦和はともに、1位通過となるか2位通過となるかは確定していない。鹿島は現在1位のムアントン・ユナイテッド(タイ)との直接対決にホームで勝てば首位通過。浦和は上海上港(中国)と勝ち点で並んでおり、韓国のFCソウルと対戦する最終節の結果次第で1位または2位となる。

 鹿島が勝って首位通過を果たせば、決勝トーナメント1回戦では川崎Fとの日本勢対決が実現。2位通過なら広州恒大との対戦となる。浦和は首位通過ならH組2位の済州ユナイテッド(韓国)、2位通過ならH組1位の江蘇蘇寧(中国)と対戦する。

【了】

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