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川崎F、4得点で浦和を粉砕。G大阪撃破の鹿島はアウェイ全勝、首位で折り返し

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

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川崎Fが浦和を粉砕【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第13節延期分の2試合が5日に行われた。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝でも対戦する川崎フロンターレ対浦和レッズは、4-1でホームの川崎Fが勝利した。

 4-4-2のシステムで臨んだ浦和は立ち上がりに何度かチャンスを迎える。だが、先制したのはホームの川崎F。阿部浩之のパスを最前線で受けた小林悠が華麗なファーストタッチでDFを置き去りにしてゴールを決めた。

 勢いづく川崎Fは29分に追加点。ボール奪取から速攻を仕掛けると、中村憲剛のパスを受けた阿部浩之が素早く左足のシュートに持ち込み、リードを2点に広げた。

 2点を追う浦和は、後半から本来の3バックに変更して挽回を目指す。前半よりも攻撃的になった浦和は73分に反撃ののろし。右からのCKにファーサイドの槙野智章がヘディングで合わせて1点差とした。

 しかし、反撃は続かない。80分、小林に裏を取られると、浦和は遠藤航が後ろから突進。一発レッドで10人となった上、PKを献上してしまう。このPKを小林に決められ、浦和は厳しい状況になった。

 川崎Fはその直後、後半から出場している長谷川竜也にもゴールが生まれて4-1。一方の浦和は、途中出場の李忠成が負傷して交代を余儀なくされる。これで勝敗が決し、川崎Fが4-1で勝利した。

 ガンバ大阪対鹿島アントラーズは、1-0でアウェイの鹿島が勝利を収めた。

 首位で前半戦を折り返す可能性がある2チームの対戦。試合が動いたのは後半に入ってからだった。55分、小笠原満男がペナルティエリア右にスルーパスを送ると、遠藤康が角度のないところから左足でシュート。ゴール右上を狙ったシュートにGK東口順昭はわずかに及ばず、先制ゴールが決まる。

 G大阪は終盤のセットプレーでGKも攻め上がって同点弾を目指したが、得点は奪えず。鹿島が前半戦アウェイ全勝で首位に浮上した。

【了】

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