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上位混戦のJ1、またも首位交代。連勝ストップの鹿島に代わりC大阪がトップに

text by 編集部 photo by Getty Images

ペドロ・ジュニオール
ペドロ・ジュニオールは2得点【写真:Getty Images for DAZN】

 8日、明治安田生命J1リーグ第18節の8試合が各地で開催された。

 水曜日に行われた順延分の2試合を終えたことで、今季のJ1は前半戦全日程を終了。昨季王者鹿島アントラーズが首位で折り返したが、上位の勝ち点差は開いておらず、後半戦も激しい首位争いが予想された。

 その鹿島はアウェイでFC東京と対戦。ペドロ・ジュニオールのゴールで先制したあと、橋本拳人の2得点で逆転を許し、再びPJが決めて同点に追いついたが逆転はならず。連勝は5でストップした。

 鹿島を追う2位のセレッソ大阪と3位の柏レイソルが激突した一戦では、前半に武富孝介が決めて柏が先制。だがC大阪は後半に杉本健勇とソウザがゴールを奪い、2試合連続の逆転勝利を収めた。柏は2連敗を喫している。

 その他の上位陣では、ガンバ大阪が清水エスパルスに0-2で敗戦。横浜F・マリノスは、森保一監督の退任後の初戦となったサンフレッチェ広島と対戦して1-1のドローに終わった。

 試合前に新加入のルーカス・ポドルスキとハーフナー・マイクがファンへの挨拶を行ったヴィッセル神戸は、ベガルタ仙台に3-0で快勝して連敗を3でストップ。サガン鳥栖は前半に2点を先行したが、後半に立て続けに3点を奪った川崎フロンターレが逆転での勝利を収めた。

 ジュビロ磐田はヴァンフォーレ甲府に1-0で勝利。残留ラインの当落線上の対決となった16位大宮アルディージャ対15位コンサドーレ札幌の一戦は、後半立ち上がりに大宮が2点をリードしたが、札幌が終盤に福森晃斗の2得点で追いついてドローに持ち込んだ。

 この日の結果によりC大阪が鹿島を抜き去り、試合数が揃った状態では今季初の首位に浮上。川崎Fが3位に続き、柏は首位快走からの連敗で4位にまで後退している。

 9日には今節の残り1試合、浦和レッズ対アルビレックス新潟の一戦が行われる。8日に行われた8試合の結果は以下の通り。

清水 2-0 G大阪
大宮 2-2 札幌
FC東京 2-2 鹿島
横浜FM 1-1 広島
磐田 1-0 甲府
C大阪 2-1 柏
神戸 3-0 仙台
鳥栖 2-3 川崎F

【了】

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