フットボールチャンネル

大宮、無念のJ2降格が決定。広島はJ1残留。最後の残留枠は清水と甲府の争い

text by 編集部 photo by Getty Images

大宮アルディージャ
J1残留をめぐって激突した大宮アルディージャとヴァンフォーレ甲府【写真:Getty Images for DAZN】

 26日、明治安田生命J1リーグ第33節の8試合が各地で開催された。14位に順位を上げたサンフレッチェ広島がJ1残留を決め、17位の大宮アルディージャのJ2降格が決まった。

 J1下位の争いでは、前節終了時点で最下位のアルビレックス新潟がJ2へ降格することが決定。13位以上のチームは残留が決まり、14位清水エスパルス、15位広島、16位ヴァンフォーレ甲府、17位大宮の4チームが残留を争う状況となっていた。

 14位の清水はすでに降格の決まった新潟とホームで対戦。前半に金子翔太と北川航也がゴールを奪って2-0のリードで折り返したが、後半に意地を見せた新潟が3ゴールを奪って試合をひっくり返し3-2の勝利を収めた。

 15位広島はホームにFC東京を迎え、前半終了間際に柴崎晃誠が先制点を奪う。後半に入って一旦は追いつかれたが稲垣祥のゴールで再び2-1と勝ち越し、そのまま2-1の勝利で試合を終えた。

 今節の結果次第で降格決定の可能性があった16位の甲府と17位の大宮は大宮のホームで直接対決。勝ち点3を獲得するしかない状況に追い込まれた両チームの激突にゴールは生まれず、0-0のスコアレスドローに終わった。

 この結果、清水を抜いて14位に浮上した広島のJ1残留が決定。17位の大宮はJ2降格が決まった。勝ち点31で15位の清水、勝ち点29で16位の甲府の2チームは最終節の結果次第で残留を争う。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top