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川崎F、逆転優勝の可能性残して最終節へ。浦和を撃破して鹿島の優勝決定阻む

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ対川崎フロンターレ
川崎フロンターレが浦和レッズに勝利【写真:Getty Images for DAZN】

【浦和レッズ 0-1 川崎フロンターレ J1第33節】

 29日、明治安田生命J1リーグ第33節の試合が行われ、浦和レッズと川崎フロンターレが対戦した。

 第33節の他の試合は26日に行われたが、浦和が25日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグを戦った関係でこの試合は日程を変更。3日遅れて1試合のみの開催となった。

 この試合を含めて2試合を残している川崎Fは、残り1試合となった首位鹿島アントラーズと勝ち点5ポイント差。浦和に勝って勝ち点3を獲得できなければ、その時点で鹿島の2連覇が決定する状況だった。

 勝つためにゴールを奪うしかない川崎Fは、開始14分で先制点を奪うことに成功する。右サイドに持ち込んだ家長がディフェンスラインの裏へクロスを送り込み、ここに飛び込んだエース・小林が右足でシュート。今季20点の大台に乗せるゴールで川崎Fにリードをもたらした。

 順位争いではすでに大きな目標がない状況だとはいえ、アジア王者の浦和もホームで意地を見せたいところ。後半はボールを保持して同点ゴールをうかがう展開が続いたが、追いつくことはできず時間が経過していく。

 川崎Fは最後まで苦しい展開が続いたが、5分以上となったアディショナルタイムまで耐え抜いて1-0の勝利で試合を終了。鹿島との差を2ポイントに縮め、最終節での逆転優勝に望みを繋いだ。

【得点者】
14分 0-1 小林悠(川崎F)

【了】

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