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浦和の堀孝史監督となでしこ高倉監督、アジア年間最優秀監督をダブル受賞

text by 編集部 photo by Getty Images

堀孝史、高倉麻子
浦和レッズの堀孝史監督となでしこジャパンの高倉麻子監督【写真:Getty Images】

 アジアサッカー連盟(AFC)の主催する2017年各賞の授賞式が29日にタイのバンコクで開催された。浦和レッズの堀孝史監督となでしこジャパン(女子日本代表)の高倉麻子監督が、ともに年間最優秀監督賞を受賞している。

 堀監督は今年7月にミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の後任として浦和のコーチから監督に就任。J1では大きく順位を上げることはできなかったが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではチームを10年ぶりのアジア制覇へと導いた。

 男子の年間最優秀監督には堀監督のほか、鹿島アントラーズを昨シーズンの国内2冠やクラブ・ワールドカップ準優勝に導いた石井正忠監督(現大宮アルディージャ)と、オーストラリア代表のアンジ・ポスタコグルー前監督がノミネートされていた。日本人監督の受賞は2011年の佐々木則夫氏(なでしこジャパン)以来6年ぶり、Jリーグの監督による受賞は2008年の西野朗氏(ガンバ大阪)以来9年ぶりとなった。

 高倉監督は2012年、13年、14年、15年に続いて実に5度目となる女子の年間最優秀監督賞を受賞。過去4回はU-17代表やU-20代表監督としての受賞であり、2016年4月に就任したなでしこジャパン監督としては初の受賞となった。

【了】

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