日本代表90試合出場の挑戦者。今野泰幸、ボランチとして挑むハリルJでのアピール合戦

12月9日からのE-1選手権に向け、都内で調整を進める日本代表。初戦は朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦だ。国内組の編成となり、代表経験の少ない選手が多くメンバー入りしているなかで、国際Aマッチ90試合出場と圧倒的な実績を持つのがガンバ大阪の今野泰幸だ。だが当の本人はハリルジャパンでは「新参者」と理解しており、今大会は挑戦者として挑む所存だ。(取材・文:元川悦子)

2017年12月07日(Thu)11時30分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images,Shinya Tanaka
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国際Aマッチ90試合出場4得点という卓越した経験値

今野泰幸
E-1選手権に臨む日本代表に招集された今野泰幸【写真:田中伸弥】

 12月9日の北朝鮮戦(東京・味スタ)からスタートする2017年E-1選手権。日本代表は事前合宿3日目となる6日、夕方から都内で練習にのぞんだが、左肋骨骨折と左足首痛により杉本健勇(C大阪)が正式に離脱。23人でトレーニングを実施した。

 前夜のJリーグアウォーズで柔和な表情を浮かべていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督だが、瞬く間に本来の鬼軍曹に戻っていた。真冬の寒さの中、行われたこの日の冒頭ミーティングは何と17分間。体脂肪率12%を超えていた選手が何人かいたことから、「ワールドカップを戦うなら落とさないといけない。ネイマール(PSG)を追いかけないといけないんだ」と身振り手振りで苦言を呈し続けた。

 その後、非公開練習に突入したが、キャプテンマークを巻く可能性が高いと見られた清武弘嗣(C大阪)が頭を強打し、病院に検査に行くアクシデントが発生。自力で歩ける状態で軽度と見られるが、大会出場の可否は分からない。ケガで出場不可能となった山口蛍(C大阪)、西大伍(鹿島)、杉本に続く負傷者に指揮官も頭を痛めているはずだ。

 国際Aマッチ43試合出場5得点の清武が仮にピッチに立てないとなると、10試合以上の出場実績を持つのは金崎夢生(鹿島)と今野泰幸(G大阪)の2人だけになってしまう。だからこそ、同90試合出場4得点という卓越した経験値を誇る今野の存在が一段と大きくなる。

 2010年南アフリカ、2014年ブラジルと2度のワールドカップに参戦し、東アジアカップも2005年韓国、2008年中国、2010年日本の3回戦っている34歳のMFは、ピッチにいるだけで周りを落ち着かせられる。彼のもたらす安定感と安心感は今大会を戦う日本にとって不可欠だ。

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