田中亜土夢、C大阪で始まる新たな挑戦。フィンランドで勝ち取った「タイトル」と「信頼」【インタビュー】

2018年01月18日(Thu)10時20分配信

text by 舩木渉 photo Wataru Funaki, Atomu Tanaka
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痛感した欧州の厳しさ。3年間で得た特別な経験値

ーーHJKでの3年目はタイトル獲得、負傷と大きな転機になった1年だったと思います。そして2018年は新たな環境でのチャレンジが始まります。

「もちろんHJKから契約延長の話もいただきました。でも、2017年で最後だと決めていましたし、優勝して終わって、いい形で逃げたいなと思ったので(笑)。3年もいたので、また違うところも見てみたいなという気持ちもあったし、優勝して退団できたのはよかったですね」

――アルビレックス新潟を退団して、念願かなってのヨーロッパ移籍でした。改めてHJK、そしてフィンランドでの3年間をどう振り返りますか?

「フィンランドでは活躍したけれど、なかなかいいオファーもなくて、ヨーロッパは難しいと実感しました。1年目で頑張って、自分としては通用したと思っても、他の国からオファーがなかったんです。リーグ自体も日本と同じ春秋制なので、他のヨーロッパの国々とは半年ずれています。そうなると外国人選手が冬の移籍マーケットで秋春制のリーグに入っていく隙間はなかなかないですよね。そういった難しさもありましたが、やはりもっと活躍しないと難しいのかなというのも感じました」

――ヨーロッパでの3年間を総括すると、まだまだ満足はできない。

「やっぱり満足はできていないですね。これからまた違う道から上に行けるようにやるしかないと思います。ただ、この3年間、海外でサッカーをした経験は確実に自分にプラスになりました。フィンランドで出会った日本人の方々はもちろん、フィンランド人とも、人とのつながりが大きく広がりました。フィンランドへ行く前は、そこでどんなものが得られるか想像もできなかったですけど、実際に行ってみて、たくさんの魅力を見つけられて、得られたものは想像よりも大きかったですね。フィンランドは引退後に住んでもいいなと思っていますし、それくらい本当に好きになりました。今後もいろいろな国を見てみたい、いろいろな文化に触れたいと思っています」

――フィンランドでは現地の文化やアクティビティなどをSNSなどで積極的に発信されていました。これは今後も続けていくつもりですか?

「もちろん引き続きやらせてもらえれば嬉しいですね。3年間住んでいましたし、その経験を伝えられることは別の国に移ってもできると思っています」

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