W杯メンバー23人、“サプライズなし”が勝利への近道。西野監督が期待する『経験』による相乗効果【宮澤ミシェルの独り言】

日本代表選出経験も持つ元Jリーガーで、現役引退後は解説者として活躍中の宮澤ミシェル氏の連載企画。第8回は、ロシアワールドカップに臨む日本代表メンバー23人について。ベテランが多く名を連ねた西野ジャパンだが、『経験』を武器に戦う。(語り手:宮澤ミシェル)

2018年06月05日(Tue)10時52分配信

シリーズ:宮澤ミシェルの独り言
text by 青木務 photo Junichi Ebisawa , Getty Images
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岡田武史氏の本田評

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宮澤ミシェル氏が、ロシアW杯に臨む日本代表について語る【写真:海老沢純一】

 ガーナ戦の翌日、日本代表23人が発表された。このメンバーでロシアワールドカップを戦うわけだけど、若い選手が少ないなという気持ちはもちろんある。サプライズもなく、それが逆にサプライズという感じになった。

 西野(朗)さんは想像力、イメージの共有を大事にする監督だ。そのためには今、若い選手を入れても難しいと判断したんだと思う。経験の少ない選手を入れて新しく構築するよりは、長く一緒にやってきている者同士でさらなる相乗効果を狙っている。

 ポテンシャルを発揮してくれたら、お互いに通じ合えるメンバーだと思う。西野さんがこれまで作ってきたチームを考えると、そういうのが好きなのかなと。ワールドカップ直前で監督になり、試合数が限られる中で難しいけど、結果を出すためにはそれが一番の近道と考えている。経験値を持った選手たちで勝負するんだと。

 確かに平均年齢も上がったけど、前回、前々回のワールドカップの舞台に立っているということで、経験値の高い選手が揃ったよね。

(ヴァイッド・)ハリルホジッチさんの時は出場機会も減っていた本田は、良くなってきているよ。自信も回復しているし、身体のキレも上がってきた。先発で使いたいね。大きなゲームになればなるほど、彼はやるから。

 西野さんは本田がチームに与える好影響について話していたけど、岡田(武史)さんも『本田という人間は全く違うんだ』とずっと言っている。自分が背負ってメディアに発言する。それでコメントが一人歩きしてしまうこともあるけど、メディア向きの発言をあえてしている時もあると。

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