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代表 6年前

W杯開幕直前、グループリーグ展望。日本の決勝T進出はあるか、大混乱のスペインにも注目 【編集部フォーカス/ロシアW杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

グループH

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コロンビア代表のハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

コロンビア◎、セネガル◯、ポーランド▲、日本×

 下馬評では3チームに突破の可能性がある、非常に難しいグループになったといえるだろう。

 その中でも、やはり本命はコロンビア。近年急速に力をつけて各ポジションに有力な選手が育ったチームで、総合力ではベスト8入りした前回大会を上回る力を持っている。今大会に向けてはミランの練習施設であるミラネッロで準備を行い、万全を期した状態で臨む。

 対抗となるのは、セネガルか。セネガルもFWサディオ・マネを筆頭に各ポジションに優秀な人材を揃えている。DFカリドゥ・クリバリを中心とした守備陣の能力も高く、はまればグループ首位通過も十分に可能だろう。

 ただ、穴となるポーランドも現在世界最高のセンターフォワードと言っても過言ではないロベルト・レバンドフスキを擁するだけに、コロンビアとセネガルを上回る可能性も低くはない。

 3チームが拮抗した力を持つだけに、得失点差の勝負となる可能性は十分に高い。そのため、このグループの鍵を握るのは日本戦となる。各チームは日本を相手にできる限り点差をつけて勝利を収めることが求められる。

 逆に日本は、その状況を逆手にとって徹底的に守備意識を高く持ち、忍耐強くチャンスを伺えば下馬評を覆す可能性は低いながらも秘めている。スイス戦とパラグアイ戦では前線からプレスを仕掛けてショートカウンターを狙うプランを見せたが、必ずしも格上の相手に通用する戦術ではない。本大会では重心を後ろに押し込まれて耐える時間も必要となるはず。

 直近のパラグアイ戦を含めてこれまでも多くの試合で繰り返してきた集中力を欠いた守備を見せれば一瞬にして希望は打ち砕かれるだろう。日本代表は「弱者」であるという意識を強く持つことが大番狂わせの第一歩となる。

【了】

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