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吉田麻也、対峙したレバンドフスキに気迫感じず「彼、やる気なかった」【ロシアW杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

吉田麻也
吉田麻也【写真:Getty Images】

【日本 0-1 ポーランド ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節】

 日本代表は現地時間28日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節でポーランド代表と対戦し、0-1で敗れた。

 ここまで3試合すべて先発フル出場を果たしている吉田麻也。この日は昌子源ではなく槙野智章とコンビを組んだ。

 吉田がマッチアップしたのは、ロベルト・レバンドフスキ。言わずと知れたポーランドのエースである。もちろん厄介な相手であることには間違いないのだが、吉田はレバンドフスキの気迫を感じなかったようだ。

「彼はやる気なかったし、完全に。後半のカウンターとか持っているときは瞬時にパワー、エネルギーを使ってきましたけど、全体を通じてはほとんど情熱的なものを感じなかった。プレーの中で孤立しているなと感じました」と話す。

 前半は決定機を多く作らせず、0-0で折り返すことができた日本だが、後半にまたもセットプレーから失点を喫してしまった。

「マンツーマンでやっていて、僕と(柴崎)岳がゾーンで守っているので。それ以外のところでファーに来たボールは個の責任だと思っている。ただ、チーム全体として失点がセットプレーから続いているので、今日は特に失点しないというのを一つのテーマにしていた。そこが良くなかった点ですね」と背番号22は反省の言葉を口にしている。

 日本からゴールを奪ったのは、吉田とともにサウサンプトンでプレーするヤン・ベドナレクである。もちろん同選手をよく知る吉田は「彼は結構、練習から点を取るので、危ないよとは伝えていた」と話す。

 また、「僕らは上がるし、向こうは勝ってヤンも点を取れるし、両方にとっていいねという話をしていて。僕にとってはあまり良くないですけど、まあ、おめでとうと言いました。で、向こうもがんばれよと」と試合後に会話したことも明かした。

 ここ3試合の自身の評価を「毎試合失点しているので、正直あまり満足はできていないです」と振り返った吉田。次のベルギー戦を、無失点で乗り切ることはできるのだろうか。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部) 

【了】

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