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初のベスト8へ。長谷部誠、過去2大会とは「違うチャレンジ」【ロシアW杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

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長谷部誠【写真:Getty Images】

 ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節のポーランド戦から一夜明けた現地時間29日、日本代表が練習を行った。

 ポーランド戦の終盤、日本は自陣でボールを回して試合を終わらせた。0-1とリードされた状態だったが、コロンビアがセネガルに先制したという情報も入っており、西野ジャパンは追加点を奪われるリスクを回避。その結果、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした。

 あの戦い方について「様々な議論があると思う」とした長谷部誠は、すでに気持ちを切り替えている。ミーティングも行われ、意思統一できていることも明かしている。

「もう次に向かってチーム全員、選手・監督・スタッフだけじゃなくて代表チームスタッフ全員、同じ方向を向いてやろうっていうものになった。代表チームとしてはもう次に向かっている」

 下馬評を覆してのベスト16入りだ。ポーランド戦は最後の10分がクローズアップされがちだが、主力を温存できたことは大きい。余力を残してグループリーグを突破できたとも言える。西野朗監督からも話があったようで、長谷部はこう説明する。

「今回で3回目のベスト16ですけど、これまでの2回は正直、西野さんも外から見ていても予選リーグでいっぱいいっぱいの状態でベスト16に向かったなっていう感覚が外から見ていてあったと。確かに自分は1回経験していますけど、そこに到達するためにすごく多くのものを費やしてきた部分もある。今回もベスト8にチャレンジできるってところは、これまでとはちょっと違う経験も積み、様々な部分で違うチャレンジができるのかなというのは個人的にもあるし、監督も言っていました」

 そしてベスト8進出に向け、日本の前に立ちはだかるのがベルギーだ。昨年11月に親善試合で対戦しているが、「正直あの時のベルギーとは全然違うかな」と長谷部は述べ、「あの時の彼らのやる気というか、そこの部分に関してはクエスチョンな部分はやっていて感じた」と続けた。

 エデン・アザール、ルカク、デ・ブルイネらスター揃いのベルギー。そんな彼らと真剣勝負のワールドカップで対戦する。日本にとって巨大な壁だが、新しい歴史を作りたいところだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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