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日本代表 6年前

西野ジャパン全7試合の軌跡。激動の2ヶ月、暗い船出からベルギーを追い詰めるまで 【編集部フォーカス/ロシアW杯】

 ロシアワールドカップに出場した日本代表の戦いはベスト16で幕を閉じた。決勝トーナメント1回戦ではベルギー代表を追い詰め、史上初の8強入りこそ逃がしたが鮮烈なインパクトを残した。大会約2ヶ月前に西野朗監督が就任。急ピッチでチームを構築し、歴史的快挙まであと一歩のところまで迫った。今回フットボールチャンネル編集部では、西野ジャパンが戦った7試合を振り返る。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ガーナ戦:ブーイングからの船出

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西野ジャパンの船出は良好とは言えないものだった【写真:Getty Images】

【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】

 ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の解任を受け、西野朗技術委員長が4月9日、日本代表の監督に就任した。新体制の初陣は5月30日のガーナ代表戦。この試合で西野ジャパンは[3-4-2-1]の布陣にトライしている。

 長谷部誠をリベロで起用し、本田圭佑と宇佐美貴史を2シャドーに置いた。しかし、ボールは保持できるものの決定機は作れず、逆にカウンターを浴びてはピンチを迎えた。テストの意味合いが強かったものの、0-2の敗戦にスタンドからはブーイングが飛んだ。良好とは言えない船出となった。

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