【準決勝プレビュー】黄金世代・クロアチアと若きイングランド。実力は拮抗、試合を決定づけるポイントとは?【ロシアW杯】

現地時間11日に行われるロシアワールドカップ準決勝第2戦、クロアチア対イングランド。実力的には拮抗しており、どちらが勝ち上がってもまったくおかしくない。そんな両者のストロングポイント、また注意すべき点とはどこになるのだろうか。(文:小澤祐作)

2018年07月11日(Wed)11時00分配信

text by 小澤祐作 photo Getty Images
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データではイングランド優勢

準決勝
決勝進出を懸けて、クロアチアとイングランドが準決勝で激突する【写真:Getty Images】

 現地時間10日に行われたロシアワールドカップ準決勝、フランス対ベルギーの一戦は1-0で前者が勝利を収めている。この結果フランスが決勝進出を果たし、20年ぶりの優勝へ王手をかけた。

 そんなレ・ブルーの待つファイナルの舞台。残り一つの椅子を奪うべく対戦するのは、イングランドとクロアチアである。

 これまでの対戦成績はイングランドの4勝1分2敗。英ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』のオッズではイングランドに2.3倍、クロアチアに3.1倍が付けられており、前者が有利という予想になっているが、実力的には拮抗しているとみていいだろう。

 スリーライオンズは今大会、ここまで4勝1敗という成績を収めている。平均年齢26歳と若いチームは、グループリーグ初戦のチュニジア戦では苦戦を強いられたものの、そこから徐々に調子を上げ、ベスト4まで辿り着いた。特に、決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦では、苦手とされていたPK戦をものにするなど、大舞台でのプレッシャーをも跳ね除けた。伝統的な4バックから3バックに変更したその成果が表れているとみてよさそうだ。

 一方のクロアチアはグループリーグを全勝で突破。「モドリッチ世代」、すなわち「黄金世代」と呼ばれる今大会のヴァトレニはグループリーグ第2節であのアルゼンチンを3-0で下し、敗退寸前に追い込んだ。勢いは決勝トーナメントに突入してからも落ちることはなく、デンマーク、ロシアとのゲームでは120分間の激闘の末PK戦で勝利を収め、ベスト4入りを果たしている。

 決勝トーナメントでの2試合とも先制点を奪われているが、10分経たないうちに同点に追いつくことができる粘り強さは、今のクロアチアの強さの秘訣でもある。イングランドからすれば、1点を奪うだけでは安心ができないだろう。少なくとも2点は必要となってくる。

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