森保J、岩崎悠人の突進力が逆風を追い風に変えるか。パキスタン戦で「全員戦力」の証明を

森保一監督が率いるU-21日本代表は、16日にアジア大会のグループリーグ第2戦でU-23パキスタン代表と対戦する。初戦から中1日という厳しいスケジュールではあるが、勝利して決勝トーナメント進出を決めたいところだ。ネパール相手に苦戦を強いられ逆風が吹き荒れる中、若きサムライブルーに必要なこととは何だろうか。(取材・文:舩木渉【インドネシア】)

2018年08月16日(Thu)12時22分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images
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準備が終わらないアジア大会、準備できない日本代表

森保一
森保一監督はアジア大会で難しいチーム作りを強いられている【写真:Getty Images】

 インドネシアで開催されているアジア競技大会。サッカーをはじめとして、ハンドボールやバスケットボールなども18日の開会式を前に戦いの火蓋が切って落とされた。

 しかし、お世辞にも運営が順調とは言えない。サッカーのU-21日本代表が滞在しているチカランから、タクシーで大渋滞をかき分けて1時間半ほどかけてジャカルタ市内中心部へ赴くと、開会式を3日後に控えながら、まだ工事中の競技会場がいくつもあった。

 世界中から報道陣が集まるメインプレスセンターの隣にはフェンシングの会場が設けられているが、絶賛工事中。競技が始まっているバスケットボールの会場も最終整備が終わっておらず、水泳が行われるプールも工事中の箇所が残っている。

 残された時間はわずか、できることも限られている中で、なんとか形を整えなければいけない。アジア大会そのものの現実は、なんとなく森保一監督率いるU-21日本代表にも重なるような気がした。

 グループリーグ初戦のネパール戦に1-0で勝利し、一夜明けた15日。U-21日本代表は午前中に前日の試合に出場しなかったメンバ−と、終了直前の数秒間ピッチに立った岩崎悠人を加えた7人のみで練習を行った。

 チカランから車で1時間ほどの移動を強いられた練習会場は、とてもいい環境とは言い難い。ピッチは見た目でわかるほどに荒れており、そこらじゅうに凹凸がある。グラウンダーのパスは満足に転がらず、攻撃陣とGKはシュート練習、守備陣は空中戦の確認といったように、実施可能なメニューも限られていた。

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