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監督・本田圭佑への評価。「救世主」として過剰な期待を背負いながら進むカンボジアでの新たな挑戦

本田圭佑がついにカンボジア代表の監督としてデビューした。初戦のマレーシア戦は敗れたが、本田はどのような未来を見据えているのか。そして現地でどのような評価を得ているのか。(取材・文:植田路生【プノンペン】)

2018年09月11日(火)12時20分配信

text by 植田路生 photo Masayori Ishikawa
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基礎練習も手取り足取り。選手からも好評

本田圭佑
現地時間10日、本田がカンボジア代表監督デビューを果たした【写真:石川正頼】

 本田圭佑が監督デビューを果たした。現地時間10日、カンボジア代表の監督としてマレーシア代表との一戦で初采配。1-3と逆転負けを喫したが、ピッチサイドから積極的に指示を出すなど既に監督然としたものがあった。

 先月12日、本田は突然の記者会見でカンボジア代表のGM兼監督に就任することを発表した。初戦までの準備期間はわずか1ヶ月未満。選手としてはメルボルン・ヴィクトリーと契約しており、前例のない二足の草鞋での挑戦となった。

 現地での期待感は大きい。「本田は監督ライセンスを持たないが、それは大きな問題ではない。国際経験が豊富であり、カンボジアにもたらすものは多くある。監督は初挑戦だが、一緒に成長していければいい」と語るのは、元プノンペンポストの記者で、現在は現地の有力メディア「THMEY THMEY」のスポーツエディターを務めるウン・チャムラーン氏。

 実際、練習では本田は手取り足取り選手たちを指導している。サッカーのトレーニングでは一般的な、短いハシゴのような形状で素早くステップするための器具「ラダー」の使い方から、丁寧に教えている。

 マネージメントにのみ注力するのではなく、基礎的なコーチングも行うつもりのようだ。選手たちからは「こんなにじっくり教えてもらえるとは」と高評価。「意外に優しい」とプレー中とのギャップにいい意味で驚く選手もいた。

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