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日本代表 5年前

【代表メンバー発表】森保Jに提言したいスタメン案。“NMD”は鉄板も、新旧鹿島2トップも面白い

text by 編集部

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フットボールチャンネル編集部が提言する日本代表のスタメン案

 日本サッカー協会(JFA)は7日、今月に行われるキリンチャレンジカップ2018に挑む日本代表のメンバーを発表した。16日にベネズエラ代表、20日にキルギス代表と対戦する。

 新体制発足後、日本は3連勝中と絶好調。中島翔哉、南野拓実、堂安律はチームの“顔”になりつつある。今シリーズはアジアカップ前最後のテストの場となるが、今回の2連戦で森保ジャパンはどのような戦いを見せるだろうか。

 GKは権田修一を推したい。所属するサガン鳥栖は下位に低迷し残留争いを強いられているが、ここに来て復調傾向にある。そんなチームを支えているのは権田だ。圧巻のシュートストップでいくつものピンチを救ってきた。今回招集されたGK陣の中で最も状態がいいのは彼だろう。

 アジアカップを控えているということもあり、3バックも本格的に試すかもしれないが、ひとまず4バックを想定して考えたい。長友佑都は戦列を離れており、選外となった。そして、左サイドバックには山中亮輔が初招集されている。

「パフォーマンスに波がある選手だとは思いますが、スペシャルなものを持っている選手だと思いますし、特に左利きを生かしてのプレー、クロスや攻撃に絡むプレーは今回の代表招集に繋がった理由です」

 森保監督は山中についてこう説明した。『波』という課題はあるにせよ、ストロングポイントにも言及したところに期待を感じさせる。起用してもらいたい選手の一人だ。

 ボランチは青山敏弘と遠藤航のコンビか。一方で、柴崎岳は10月シリーズで消化不良のパフォーマンスに終始しており、奮起を期待したいところだ

 前線は中島、南野、堂安の“NMD”トリオが不可欠な存在となっているが、鈴木優磨が初招集されたことで2トップというチョイスもあるのではないか。アジア制覇に王手をかけた鹿島アントラーズにあって、鈴木は異彩を放つストライカー。相手を上回ろうという意欲が凄まじく、プレーに迫力がある。ポストプレーが光る大迫勇也との新旧鹿島コンビによる2トップも面白い。

 前回に引き続き招集された北川航也も、清水エスパルスが2トップを採用しているため、隣にパートナーがいる状況に慣れている。FW陣をどのように起用するかもポイントになるのではないだろうか。様々なオプションを手に、アジアカップに向かいたい。

【了】

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