AFCチャンピオンズリーグ（ACL）決勝2ndレグの試合が現地時間10日に行われ、イランのペルセポリスと鹿島アントラーズが対戦。0-0のドローに終わり、1stレグに2-0の勝利を収めていた鹿島が初優勝を飾った。

　この優勝により、鹿島は12月にUAEで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップにアジア代表として出場することも決まった。天皇杯も含めて全ての大会で勝ち進んだ場合、シーズン最後の1ヶ月で最大8試合を戦うことになる。

　ACLの影響で先送りされていた天皇杯準々決勝のヴァンフォーレ甲府戦は今月21日に開催される。続いて、来季ACL出場権獲得に向けて3位以内を争っているJ1でベガルタ仙台戦とサガン鳥栖戦のラスト2試合を戦う。

　12月16日と24日に開催が予定される天皇杯準決勝と決勝は、鹿島が準決勝へ進んだ場合には、クラブワールドカップとの兼ね合いにより前倒しされることが決まっている。その場合は12月5日に準決勝、同9日に決勝が開催される。

　続いて鹿島は12月15日からクラブワールドカップに参加。北中米代表のグアダラハラ（メキシコ）と準々決勝を戦い、勝利した場合には同19日の準決勝でレアル・マドリーと激突する。グアダラハラに敗れた場合は18日に5位決定戦を戦う。

　クラブワールドカップ準決勝に進んだ場合、その結果次第で12月22日に3位決定戦または決勝を戦うことになる。全ての大会で勝ち進んだ場合の鹿島の今後の日程は以下の通り。

11月21日　vsヴァンフォーレ甲府（天皇杯準々決勝）
11月24日　vsベガルタ仙台（J1第33節）
12月1日　vsサガン鳥栖（J1第34節）
12月5日　vs浦和レッズ（天皇杯準決勝）　※勝ち進んだ場合
12月9日　vs仙台またはモンテディオ山形（天皇杯決勝）　※勝ち進んだ場合
12月15日　vsグアダラハラ（クラブW杯準々決勝）
12月19日　vsレアル・マドリー（クラブW杯準決勝）　※勝ち進んだ場合
12月22日　クラブW杯3位決定戦または決勝　※勝ち進んだ場合

【了】