「町田はJ1に上がれないけど、CLには出られるんです(笑)」。奮闘を阻んだライセンス制度への本音【町田GMインタビュー】

町田ゼルビアは今季、J2上位をひた走り、 優勝はならなかったものの、4位でシーズンを終えた。本来ならばJ1昇格プレーオフに出場する順位ながら、J1を戦うためのライセンスを保有していない。11/6 発売の『フットボール批評issue22』ではライセンス問題を抱えるFC町田ゼルビアのゼネラルマネージャー・唐井直氏に話を聞いた。一部を抜粋して公開する。(取材・文:木村元彦)

2018年11月19日(Mon)11時01分配信

text by 木村元彦 photo Getty Images
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「UEFAのエリートスタジアムって7千か8千なんですね」

町田ゼルビア
町田ゼルビアはJ1昇格プレーオフ圏内の4位フィニッシュながら、上のステージに挑戦する権利がない【写真:Getty Images】

――以前、フットボール批評でのインタビューでうかがった、唐井さんのライセンス制度におけるスタジアム問題への提言は非常に的を射ていると思ったのですが、その後Jリーグに変化はあったのでしょうか。

「はい。Jリーグ側も原(博実)さんが副チェアマンになられましたね。ヨーロッパスタンダードを知られている人、これが大きいです。原さんはスペインサッカーにも造詣が深いので理解があって、乾(貴士)君の前所属クラブ、エイバルを引き合いに出してくださいました。

エイバルのスタジアムは5千席しかなかった。それが1部に昇格する時に7千席にしたそうですよ。しかしながら、リーガ1部の基準は、1万5千なんですね。まだ8千席も足らないけれど、そこの辺りも、努力したじゃないかということで承認されたわけです。

その背景にはもちろん、莫大な放映権料が入ってくるというもう一方の裏付けはあるにせよ、規約を見ると普通に1万5千席って書いてあるんです。それでもOKだと。それからもうひとつわかったのは、練習場は人工芝だそうですよ。以前、木村さんとお話した時に言ったと思いますけど。

UEFAのエリートスタジアムって、それも7千か8千なんですね。要は、小国が欧州チャンピオンズリーグに出るための基準ですから。だから町田はJ1には上がれないけど、欧州チャンピオンズリーグには出られるんです(笑)。それはまあ冗談にもならない」

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