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木村元彦

中央大学文学部卒。著書に『誇り』『悪者見参』(集英社文庫)、『終わらぬ民族浄化』(集英社新書)、『蹴る群れ』(講談社)、『社長・溝畑宏の天国と地獄』(集英社)、『争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』(集英社インターナショナル)などがある。『オシムの言葉』(集英社インターナショナル)はミズノスポーツライター賞最優秀賞(同書は第52回読書感想文コンクール課題図書に指定される)。『オシムからの旅』(イースト・プレス)は「中学生の国語」の紹介図書に挙げられた。2011年、日本民間放送連盟賞テレビ報道部門東京地区審査員。

「現金をぶち込んでほしい」。海外のサッカー支援はどうなのか? トリニータ元社長が語るコロナウイルスの危機【インタビュー後編】

大分トリニータの元社長で、第二代観光庁長官、現在は大阪観光局理事長の任にある溝畑宏は怒っていた。新型コロナウイルスの影響により依然、リーグ再開のメドが立たないJリーグを筆頭としたプロスポーツ産業に、なぜ政府、スポーツ庁は手を差し伸べようとしないのか——。責任企業がない中小Jリーグクラブの存続が危ぶまれる切迫した状況の中、トリニータ時代から比類なき突破力を見せていた溝畑はすでに動いていた。(本インタビューは当初、緊急事態宣言が出される前日の4月6日に行われ、その後、メールによる質問等でアップデートしている)【取材・文:木村元彦】

Jリーグは国が援助せよ! 「スポーツ庁は一体、何をやっとんのや?」。トリニータ元社長が語るコロナウイルスの危機【インタビュー前編】

大分トリニータの元社長で、第二代観光庁長官、現在は大阪観光局理事長の任にある溝畑宏は怒っていた。新型コロナウイルスの影響により依然、リーグ再開のメドが立たないJリーグを筆頭としたプロスポーツ産業に、なぜ政府、スポーツ庁は手を差し伸べようとしないのか——。責任企業がない中小Jリーグクラブの存続が危ぶまれる切迫した状況の中、トリニータ時代から比類なき突破力を見せていた溝畑はすでに動いていた。(本インタビューは当初、緊急事態宣言が出される前日の4月6日に行われ、その後、メールによる質問等でアップデートしている)【取材・文:木村元彦】

Jリーグ無観客での再開を求める理由とは?「我々が学んだコロナウイルスの正体は……」。感染症対策の権威に聞く【インタビュー後編】

感染症対策の権威であり、大型客船ダイヤモンド・プリンセス号に乗り込み、早い段階から新型コロナウイルスに対する警鐘を鳴らし続けてきた神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授は、国内外のサッカーに関しても造詣が深い。いまだ収束の見えないパンデミックが世界中で猛威を振るう中、Jリーグ再開に向けての提言を前後編で訊いた。今回は後編。(本インタビューは当初、緊急事態宣言が出される前の4月2日に行われ、その後、メールによる質問等でアップデートしている)【取材・文:木村元彦】

「Jリーグは無観客でやるべき」。感染症対策の権威に聞くコロナウイルス問題。「政府は間違いを認めない」【インタビュー前編】

感染症対策の権威であり、大型客船ダイヤモンド・プリンセス号に乗り込み、早い段階から新型コロナウイルスに対する警鐘を鳴らし続けてきた神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授は、国内外のサッカーに関しても造詣が深い。YouTubeどころか、まだ国際映像も一般的ではなかった1980年代のユーゴスラビア代表に注目し、サフェット・スシッチ(元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督)のプレーが好きだったというから、筋金入りである。言うまでもなくスシッチはイビツァ・オシムが「パリ・サンジェルマンで最高の選手」と讃え、1990年のイタリアW杯を戦う上で中心に据えた選手(その役割はトーナメントが進むにつれて新鋭のストイコビッチとともに担うことになるのだが)である。いまだ収束の見えないパンデミックが世界中で猛威を振るう中、Jリーグ再開に向けての提言を前後編で訊いた。今回は前編。(本インタビューは当初、緊急事態宣言が出される前の4月2日に行われ、その後、メールによる質問等でアップデートしている)【取材・文:木村元彦】

オシム氏「私が興味を持ったのは…」。そのサッカー哲学に影響を及ぼした人物とは【フットボールと哲学・後編】

発せられる言葉すべてが哲学的とも言えるイビチャ・オシム氏は、現在のサッカー界、そして日本サッカーをいかに俯瞰しているのか。〝フットボールと哲学〟というテーマの、8/6発売『フットボール批評 isuue25』から、一部を抜粋して発売に先駆けて前後編で公開する。今回は後編。(取材・文:木村元彦)

オシム氏にぶつけた“愚問”。「サッカーに哲学は必要だと思いますか?」【フットボールと哲学・前編】

発せられる言葉すべてが哲学的とも言えるイビチャ・オシム氏は、現在のサッカー界、そして日本サッカーをいかに俯瞰しているのか。〝フットボールと哲学〟というテーマの、8/6発売『フットボール批評 isuue25』から、一部を抜粋して発売に先駆けて前後編で公開する。今回は前編。(取材・文:木村元彦)

グランパスの補強が見事にはまる理由とは?「米本はうちに来た時には3倍近くに…」【名古屋・大森SDインタビュー(後編)】

風間八宏監督の招聘、J2に降格したチームの大胆な刷新と、就任以降、様々な改革に着手してきた大森征之SD。ときに批判にさらされることもあったが、どのようなビジョンでチームを再建したのか。強くて魅力あるサッカーを追及する名古屋グランパスの核心に迫ったインタビューより、5/7発売の「フットボール批評issue24」から一部を抜粋して公開する。(文:木村元彦)

グランパスはジョーの成功を確信していた。「Jリーグの日本人CBを見た時に…」【名古屋・大森SDインタビュー(前編)】

風間八宏監督の招聘、J2に降格したチームの大胆な刷新と、就任以降、様々な改革に着手してきた大森征之SD。ときに批判にさらされることもあったが、どのようなビジョンでチームを再建したのか。強くて魅力あるサッカーを追及する名古屋グランパスの核心に迫ったインタビューより、5/7発売の「フットボール批評issue24」から一部を抜粋して公開する。(文:木村元彦)

「町田はJ1に上がれないけど、CLには出られるんです(笑)」。奮闘を阻んだライセンス制度への本音【町田GMインタビュー】

町田ゼルビアは今季、J2上位をひた走り、 優勝はならなかったものの、4位でシーズンを終えた。本来ならばJ1昇格プレーオフに出場する順位ながら、J1を戦うためのライセンスを保有していない。11/6 発売の『フットボール批評issue22』ではライセンス問題を抱えるFC町田ゼルビアのゼネラルマネージャー・唐井直氏に話を聞いた。一部を抜粋して公開する。(取材・文:木村元彦)

Jリーグクラブライセンス事務局の暴挙。不可解な人事介入を追う【後編】

『フットボール批評』では2012年のFC岐阜をめぐるJリーグクラブライセンス事務局の暴挙を2号にわたって告発してきた。その反響は大きく、より多くの人に知っていただく必要のある記事のため、今回特別に『フットボール批評issue13』(9月6日発売号)に掲載された第二弾を一部編集して全文公開する。(取材・文:木村元彦)

Jリーグクラブライセンス事務局の暴挙。不可解な人事介入を追う【前編】

『フットボール批評』では2012年のFC岐阜をめぐるJリーグクラブライセンス事務局の暴挙を2号にわたって告発してきた。その反響は大きく、また日本サッカーのために多大な貢献を果たした人物の名誉回復のためにもより多くの人に知っていただきたく、今回特別に『フットボール批評Issue12』(2016年7月6日発売号)に掲載された第一弾を一部編集して全文公開する。(取材・文:木村元彦)

「お金がないからこそ、理想を追う」。湘南ベルマーレ・眞壁会長が語るブレない経営哲学

9月7日に発売した『フットボール批評issue07』では、ジャーナリストの木村元彦氏が湘南ベルマーレの眞壁潔会長にインタビューしている。魅力的な湘南スタイルはいかにして作られたのか? 一部抜粋して掲載する。

【現地レポート】コソボサッカーの混沌。FIFAが加盟を認めていない国が歩む茨の道

発売中の『欧州フットボール批評special issue03』では、ジャーナリストの木村元彦氏が混沌としたコソボサッカーの現状を取材するべく、2年ぶりにプリシュティナを訪れてレポートしている。FIFAもUEFAも加入を認めていない国はどのような道を進んでいるのか? 一部抜粋して掲載する。

オシムが語る「サッカー選手に必要なインテリジェンスとは?」

『フットボール批評issue02』(カンゼン、11月4日発売)では、「サッカーを『知らない』日本人」と題した特集を組み、イビツァ・オシム元日本代表監督にサッカー選手に必要なインテリジェンスについてインタビューしている。一部抜粋して掲載する。

実は本田圭佑が影響。セレッソ社長が明かす、カカーではなくフォルランを獲得した理由

最新号の『サッカー批評issue67』(双葉社、3月10日発売)では、フォルランの獲得や柿谷曜一朗、山口蛍など若いタレントの育成で注目を集めるセレッソ大阪の社長にインタビューしている。そこで語られたスター獲得の真実とは?

ボスニア代表を悲願のW杯初出場に導いたオシムの献身

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表がW杯初出場を決めた裏にはオシムの献身があった。この国は偏狭な民族主義を越えていけるのか。最新号の『サッカー批評issue66』(双葉社、1月10日発売)では、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の光と陰をレポートしており、その一部を紹介する。

ミランOBのサビチェビッチ。本田圭佑のイタリアでの活躍に太鼓判

かつてACミランなどで活躍し、ジェーニオ(イタリア語で天才)と呼ばれた男はいま、モンテネグロサッカー協会の会長を務めている。最新号の『サッカー批評issue65』(双葉社)では母国で奮闘を続ける彼にインタビューを行っている。本田圭佑について語った部分を抜粋して紹介する。

【特集・3/11を忘れない】塩釜FC小幡忠義理事長インタビュー ~被災地救援を支えた塩釜FCの絆~(後編)

東北のガキ大将が心血を注いで育んできた真の意味で「地域に根差したクラブ」。サッカークラブの枠を超えた救援活動を生んだ揺るぎない哲学を聞く。

【特集・3/11を忘れない】塩釜FC小幡忠義理事長インタビュー ~被災地救援を支えた塩釜FCの絆~(前編)

東北のガキ大将が心血を注いで育んできた真の意味で「地域に根差したクラブ」。サッカークラブの枠を超えた救援活動を生んだ揺るぎない哲学を聞く。

スポーツでこの国を豊かにする【サッカー批評 issue55】

『元Jリーガー・友近聡朗参院議員に聞く、スポーツ基本法の理念と展望』
2011年8月に施行されたスポーツ基本法。この法律によって一体どのようなことが期待できるのか? 法案成立に尽力してきた愛媛FCの元プレーヤーである友近聡朗参院議員に話を聞いた。

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