「町田はJ1に上がれないけど、CLには出られるんです(笑)」。奮闘を阻んだライセンス制度への本音【町田GMインタビュー】

2018年11月19日(Mon)11時01分配信

text by 木村元彦 photo Getty Images
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「川淵チェアマンの考えを忖度し過ぎているんじゃないか」

――その辺りはすべてを杓子定規にするのではなくて、そろそろ時代的にも見直しをする必要がありますね。

「これは川淵さん(JFA最高顧問)も仰っていることですけど、当初は施設を整えるためにクラブライセンス制度があったと。それは貧しかった日本のサッカー環境の中で大きなスタジアム、あるいは専用のクラブのスタジアムができたことで、一定の役割は果たした。

しかし、これから百年構想を実行しようと、小さなクラブがJ1、J2を目指す時にいよいよその自治体も小さくなる。そんな時に今のキャパシティを求めることが果たして、自分たちフットボールファミリーの仲間を増やすことになるのかということは仰っていただいたようです」

――かつての川淵さんは、各クラブはガンガン行政に働きかけて行け、スタジアムを作らせろとハッパをかけていましたが、今はそんな風に言われていたのですか。

「逆にライセンス事務局のみなさんが、以前の(川淵)チェアマンの考えを忖度し過ぎているんじゃないかという部分があります。今は54クラブになったわけだから、仲間を増やすことが大事で。

2011年の審査の時、川淵さんはライセンス事務局に、『落とすための審査をするんじゃないぞ』と仰ってくださったと聞いてますから。やっぱりこのフェーズに入ってきたら、クラブライセンスの基準も少し仰ってる通りに直す必要があるかとは思いますね」

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